またイワツバメを観察してきました。
今までこんなに身近なのにツバメの巣を観察したことがありません。
個人的には野山で繁殖する野鳥達より観察するのが困難だと思っています。
殆どの場合民家(や他人が所有する建造物)の軒下で繁殖するからです。
自分の家に巣を作ってくれれば話は簡単なのですが、当然見ず知らずの他人の家に、勝手にカメラを向ける訳にいきませんし、仮に友人知人宅だったとしても、朝の6時から敷地内や周辺をウロウロされたら嫌ですよね。
なので、今回イワツバメの繁殖を通して観察出来そうなので楽しみです。
朝公園の駐車場からコロニー向かって歩いていると、
ホオジロの雛がいました。
巣立ってはいるがまだ親鳥から餌をもらっているようです。
コロニーの側にクルマを2~3台停められるスペースがあるのですが、トイレや水道を使いたいので歩いて10分程の公園の駐車場の停めています。
川沿いを歩きながら、セッカやオオヨシキリを見たいというのも歩いていく理由です。
オオヨシキリは全く囀っていないのですが、幼鳥を見掛けたので、数は少なそうですがいるにはいるようです。
セッカは囀りは聞こえるのですが、未だ姿を見ていません。
コロニーに着くとこの日は泥運びをしていませんでした。
飛び回っていて時折巣に行きますが、休耕田に降りて泥を採取することはありません。
もう修復は完了したようです。
巣の修復がおおむね完了となると次は交尾ですね。
鳥は巣内で交尾するタイプと、巣以外でするタイプに分かれるようです。
私が見た種だと、カモ類は水上、カワセミ、カラス、ハト、オオタカなどは巣の近くの樹上や地べた、カイツブリ、ササゴイは巣の上です。
一度ツバメの交尾を見た時は電線だったので、イワツバメも巣外のどこかに停まってするのではないかと思っています。
この日は飛んではいるが泥を取りに行くなどイベントがないので(笑)周辺を散策しました。
周辺は都市部によく見る河川敷で、川の周辺は殆どが田畑で、地元民の抜け道が通っていて、少し離れて民家が立ち並んでいます。
スズメも多く、雛が餌をねだっていました。
スズメの雛は嘴が黄色です。
この雛は黒くなりかけていますが、まだ根元が黄色いですね。
恐らく口の中も黄色いと思います。大人になるにつれ黒くなっていきます。
人間なら「ケツの青いガキ」ですが、スズメは「嘴の黄色いガキ」です笑
イワツバメの巣はこんな感じであるのですが、当然矢印の側にも巣があります。
ちょっと対岸にも行って巣の数を数えたら、全部で56個ありました。
ですが観察していると全く1羽も行かない巣も結構あるので、2番子繁殖で全ての巣を使っているわけではないようです。
もしかすると、去年使った巣も残ったままかもしれません。
半日観察していても何しに巣に行っているのか分かりませんでした笑
巣内にいる個体も、抱卵しているような感じではなく出て行って小1時間程戻らないこともありました。
これは前回補修途中で泥が乾いていませんでしたが、完了していました。
ずっと巣内の個体もいるのですが、抱卵してるのかなぁ?・・・
今がどういう状態なのか、想像するしかありません。
2番子の繁殖をしようとしている個体がいるのは間違いないと思いますが、今が産卵期なのか抱卵期なのか、まだその前なのか日本語が話せる個体に状況説明を求めます笑
この日は久々にイタチを見ました。
先に向こうが私に気付いて私から離れて行ってる時に気付きました。
少し離れてさらに様子を伺います。
警戒しているし、やや威嚇気味なんでしょうが愛らしさがダダ洩れです笑
主にカモ類の卵や雛を襲う憎い奴なのですが笑
次は週明けにでも行ってみましょうかね。
まだ梅雨なのに連日厳しい暑さが続いていますが、橋の下で日陰だし、時折川面を涼しい風が通り抜けます。
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