今回はミコアイサに焦点をあてます。
この湖で越冬するカモ類で一番数が多いのはヒドリガモだと思いますが、2番目ぐらいに多いのが多分ミコアイサです。
白い身体に目の周りが黒いので、通称「パンダガモ」と呼ばれることもあります。
繁殖地はロシアの亜寒帯のタイガと呼ばれる針葉樹林帯のようです。
越冬地はヨーロッパ、インド、中国、日本と広範囲に渡っています。
私の住む地域ではとても数が少なく、冬の間にどこかしらで目撃例がある程度です。
なのでクルマで2時間のこの湖に毎年何度か見に来ます。
こちらがメスです。
メスは頭から顔にかけての茶色が目立ちますが、よく見ると目の周りにやはり黒いですね。
オスはオス、メスはメスで居ることが多いですが、カモ類は越冬地で繁殖相手を見付けるので、既に相手を見つけているペアもいます。
今の段階でペアのようになっていても、ペアを変えることもあるようなので、つがいという表現はしないでおきます。
ここのミコアイサはオスの方が数が多く、
こんな感じの割合です。
この個体、今年一番美しい個体です。
これだと真ん中の個体です。
白羽根の中にグレーが多いのは若いのではないかと思います。
この個体、冠羽もフサフサで、立派です。
ミコアイサカワアイサ同様、水中に潜り、魚や甲殻類を食べます。
ここの獲物は殆どがワカサギなので、40センチぐらいの体長のミコアイサは、水中で狩って水面に上がってくるまでに飲み込んでしまうようで、咥えているような写真は撮れません笑
ここの川は透明度が高いので、浅い場所なら白いミコアイサなら潜っているのが見えることもあります。
それにしても、なぜこんなデザインなのでしょう?
正直目立って仕方ないのではないかと思いますが笑
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