今月はしょっぱなから色々あってあまり鳥見に行けてませんでした。
先週一度と、昨日いつもの池に行ってきました。
先週はまだ渡り鳥(違う気候帯への長距離移動をする)がメインでした。
ヒドリガモ、コガモ、マガモ、オオバン、ダイサギ(関東で繁殖もしているダイサギは厳密にはチュウダイサギだと思われます。)、ツグミ、ジョウビタキなど。
そして、漂鳥(季節によって国内を移動)で毎年ここで繁殖するゴイサギが1羽。
留鳥はスズメ、ハト(ドバト、キジバト)、カラス(ボソ、ブト)、ムクドリ、ヒヨドリ(群れによっては漂鳥)シジュウカラ、コゲラ、モズなど。
ジョビ男さんことジョウビタキのオスがかなり近いところで餌を獲ってくれました。
ここではオス2羽、メス1羽を確認しています。
野鳥は警戒心があっても、自分から近くに来た時は、こちらが速く動いたり音を出さなければその場に留まってくれます。
小さいクモを食べていました。
クモだと脚には肉も栄養も無さそうだし、10匹以上食べないとお腹がふくれなさそうですが・・・笑
調べてみましたが、ハイイロゴケグモかオオヒメグモではないかと思います。
手元にある写真が、ジョビ男さんに咥えられているところや、逃げようとして踏みつけられている写真しかなくクモの全体像が無いのでよくわかりません。
ムクドリ(留鳥)地面を数分かけて掘り、甲虫の幼虫を捕まえました。
こちらはムクドリの身体から考えて、結構な大物をゲットしたのではないでしょうか。
食べ応えありそうですし、人間も貴重なタンパク源として食べている国もあるようですから。
昨日は留鳥は変わりませんが、
マガモ、ヒドリガモなどの渡り鳥の数がグッと減り(ヒドリガモ1羽、コガモ数羽)ジョウビタキは姿を見ませんでした。
そのかわりに、ゴイサギが4羽になっていました。
まだ繁殖場の樹木に葉がなく隠れる場所がないので営巣は始めないでしょうが、増えてきています。
ハシボソガラスは営巣を始めました。
主に池の周りや近くの公園内の樹木ですが、こんなところにも。
これは先週の写真で、昨日見たら撤去されていました。
カラスといえど樹木の巣を行政が撤去することはないようですが、電柱の場合は配電に支障をきたしたり、感電、停電の恐れがあるからか、卵や雛がいなければ撤去するようです。
カワセミはペアができており、巣穴掘りを始めていました。
動画の初めの方で巣穴から出てくるのがオスで、枝にとまっていて、オスが出た直後巣穴に行くのがメスです。
オスは入ると長いのですが、メスは入り口からのぞくだけです。
チェックしてダメ出ししてるのでしょうか笑
まぁこの光景毎年見ているのですが。
私がここで観察したカワセミの繁殖の流れは、繁殖期近くになると、オスは縄張り内の何処かで巣穴を掘りだす。→メスがオスの縄張りにやってくる→追いかけっこを始める→オスが求愛給餌を始める→メスがオスを気に入れば交尾をし始め積極的に巣穴堀に参加する。です。
恐らくですが、メスがオスを選ぶ基準(見た目や種としての強さ、求愛給餌で持ってくる魚の質など)の中に巣穴の良し悪しも入っているのではないでしょうか。
人で言うと「はぁ?ワンルームで子育てしろってぇ!?ふざけんなよ!」って感じでしょうか笑
ともあれ去年の夏過ぎにこの池のカワセミの主が変わって初めての繁殖ですし、3年ほどこの池で雛は見ていないので、そろそろ孫の顔が見たいですね笑
池から少し離れた場所のイワツバメのコロニーにもイワツバメが戻っていました。
渡り鳥の場合、繁殖地がホームなので「戻ってきた」です。
ざっと数えたところ、10以上20前後で30は居ないといった感じでした。
恐らく先発隊でしょう。
50羽以上になると予想しています。
近くには
チョウゲンボウがいます。
猛禽類で小型のハヤブサの仲間です。
久々に近くで撮影できました。
イワツバメのコロニーの側に猛禽類がいて大丈夫か?と思われるかもしれませんが、弱っていたり、うまく飛べない雛が成鳥から離れいれば襲うこともあるでしょうが、チョウゲンボウは主に昆虫やミミズ、カエル、ノネズミなどを食べています。
身体がキジバトぐらいとあまり大きくないこともあってか、野鳥を襲うことはあまりありません(過去に向かいの家のテレビのアンテナにとまってムクドリの雛を平らげる一部始終を観察したことがありますが。)。
私は軽度の花粉症(秋の方がつらい)で今期、昨日はじめて薬を飲みました。
そして、月曜に洗車したのにきのうは黄砂がクソ多くて(あっ、つい汚い言葉を・・・失礼しました)黒い私のクルマは黄色に笑
鳥たちが繁殖できる環境を残せているか問われる季節がやってきました。
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