また水田の灌漑用の人造湖と里山を歩いてきました。
相変わらずガビチョウは朝から元気に囀っています。笑
ジョウビタキのメス、通称ジョビ子さんはまだ警戒していますね。
オスもいるはずですが、まだお目にかかれていません。ジョウビタキはオスの方が警戒心が強い印象です。
ルリビタキもいるはずなのですが(囀りはきこえています)森の奥の方から出て来てくれません。
来月ぐらいになればどちらも見れるようになると思います。
今回こんな写真しか撮れませんでしたが、アカゲラも少なくとも2羽はいるようです。
他にはシジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリなどが里山にいました。
里山を歩いている時、私の前方で食事をしていた何かが藪の中に隠れました。
先に気付いていればよかったのですが向こうが一枚も二枚も上手でした。
色からアオジだと思ったので、一回りしてまた見に来ることにしました。
湖ではオオバンが増えたように思います。
ここにも慣れてきたようで遊歩道のそばまで来てくれる個体がいます。
オオバンは雌雄の区別が難しいのですが、1枚目がメスで、こちらがオスのような気がします。
横から見た時に腰の辺りに膨らみがあるのがオスらしいのですが、当然個体差があるので断言はできません。
カモ類では、キンクロハジロとホシハジロというハジロ属のカモが来ていました。
こちらはキンクロハジロ。
後ろのポニーテールみたいな方がオスです。
こちらがホシハジロ。
左がオス。寝ているのがメスで、見えにくいですがメスは全体的に茶系です。
カモ類にありがちなオスが派手な色です。
ただ以前にも書いたとおり、この付近には灌漑用の人造湖が数個あるし、河川も数本あるので、マガモ以外のカモ類、特に渡ってきたカモ類は越冬中はあちこち移動するのでずっとここにいるとは限りません。
私はそういう所も楽しいのですが。
この湖最大勢力のマガモも健在です。
今回もオシドリは来ていませんでした。次回に期待しましょう。
カイツブリもすっかり冬羽になっていました。
幼鳥に近いような羽根色です。
夏はこんな装いなので、だいぶ地味になりますね。
湖を2周ぐらいして先程のアオジの所に行ってみました。
今度はどこで食事しているか分かっているので、慎重に近付きます。
アオジではなくビンズイでした。
そういえば去年は見れませんでしたが、一昨年よくここでビンズイを見ていました。
ビンズイは渡り鳥ではありません。関東でも山地で繁殖しています。ここはもう少し北の地域で繁殖した個体や、山地で繁殖した個体の越冬地になっているようです。
国内を南北に移動よりも更に狭い地域を移動する鳥は結構いて、キセキレイなども山地で繁殖して、冬に都市部に降りてきます。
ビンズイもセキレイ科なので、セキレイ科には多いのかもしれません。
よく見るとハクセキレイの色違いのようにみえます。
キタテハの秋型がいました。
夏型は薄茶で地味ですが、秋に羽化して越冬する個体は綺麗なオレンジ色です。
何故、越冬する個体がこんな目立つ色なんだ?思ったら、この色は紅葉や枯れた葉に紛れると保護色になって目立たなくなるようです。納得。
この時期の鳥見、特に水鳥は入れ替わりがあり地味ですが楽しいです。
そろそろルリビタキやウソ、アトリなど他の鳥達も見たいところですね。
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