またまた、お馴染みの里山と湖に行ってきました。笑
紅葉が見頃をむかえていました。
ということは紅葉目当てで人が多くなっていて、鳥見にはきびしい感じでした。
至近距離でしかも紅葉バックならハシブトガラスも画になります。笑
里山の遊歩道でアオジのオス。
遊歩道脇の茂みから囀りが聞こえていたので、数十分待って姿が見れました。
関東のアオジはほとんど北海道や東北で繁殖して移動してきた個体です。
そろそろここにも慣れてきたようで、音を出さずにジッとしていれば姿を見せてくれます。
今季初のツグミにも会えました。
ツグミはシベリア中南部で繁殖して、中国南部、日本などで越冬します。
ツグミは慣れてくると地面に降りて枯草を掘り返して餌を探したりしますが、まだ警戒心があるようで木の上から降りてきませんでした。
前回出会ったビンズイを、今回メインカメラで撮りたかったのですが、紅葉目当ての子供連れ団体さんがビンズイエリアにとどまっていたので、諦めました。
カモ類メインに作戦変更です。
マガモは数も多いし、ここに慣れた様で結構近くに来てくれます。
カモ類は水に潜れる種と潜れない種がいます。マガモは潜れないので、このように逆立ちして水草などを食べ、浅い場所だと底のドングリ、貝などを食べます。
ドングリゲットです。
ホシハジロも遊歩道近くに来てくれるようになってました。
赤い目を星に例えてホシハジロと命名されたらしいです。
こちらはホシハジロのメス。
ホシハジロは潜れる種なので、水草などの他に、小さい魚類、両生類やその幼生、昆虫、甲殻類、軟体動物なども食べます。
この写真は潜る瞬間です。
最初、キンクロハジロが見当たらなかったのですが、探していたら湖中央にいました。
小一時間待っていたら、だんだん遊歩道に近づいて来てくれました。
目が金、頭が黒でキンクロハジロらしいです。
今回メスは他の場所に移動したのか、オスしかいませんでした。
カモの中では好きな種です。
黄色い目とポニーテールが好きです。
キンクロハジロも潜れる種です。
潜る前のおしりがキュートです。笑
今回、オオバンが魅せてくれました。
そろそろと近づいてきたオオバンが、ランニングの人に驚いて、
逃げ出しました。
オオバンは短く移動する時に羽ばたきながらダッシュするように飛びます。
私は個人的に「水面ダッシュ」と呼んでいます。
私としては近い場所で水面ダッシュが撮れたので嬉しかったです。
特徴的なオオバンの脚もじっくり観察出来ました。
一番気に入った写真がこちらです。
黄色い紅葉が湖面に映り、水しぶきも捉えていて会心の一枚です。
またもやオシドリには会えませんでした。
次回に期待しましょう。
駐車場に戻るとネコさんが文字通り猫なで声をだして寄ってきました。
なにか欲しそうでしたが、ネコの食べ物を持っていないので写真だけ撮って無視していると、「何もくれないオッサンに様ないわ!」とばかりにサッサと行ってしまいました。笑
切り替えが早く頭のいいネコさんでした。
渡りの冬鳥たちも揃ってきていて、姿を見せてくれるようになってきました。
ただ毎年ここで見ることが出来る、ルリビタキをまだ見ていませんし、ジョウビタキも数が少ない気がします。
ちょっと心配です。
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