新年のスタートもお気に入りの林道。
今年の鳥見のを占う運命の一種目は?
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クルマを停めた時点で-5度という寒さの中丸くなっているガビチョウでした。
野鳥カメラマンには「なんだ、ガビチョウか・・・」と言われることが多い(笑)ガビさんですが、目の周りの模様がネイティブアメリカンっぽいので私は好きです。
都市部で見掛けるときはあまり丸いというイメージ無いんだけど、流石にこの気温では・・・
ルリビタキは下にアップしたジョビ男さんに追い回されていたので残念な一枚。
とても綺麗な個体だったのでちゃんと撮りたかった。
ここは、下にアップしたジョビ男さんの縄張りだししかたないが、美しさに嫉妬したか?w
そして、散々ルリさんを追い回した、ジョビ男さんことジョウビタキ。
なんか憮然としてる気がするw
「ルリビタキばっかりチヤホヤしやがって・・・」と。
まぁこの個体はいつも誰かを追いかけまわしているが・・・笑
おべんと付けたベニマシコ。
いつも思うけどベニマシコは食べ方がきたないw
忙しそうにドングリや、松笠を食べながら飛び回っていたカケス。
紫式部の実を食べていたメジロ。
何ともお正月っぽい色合い。笑
ミソッチことミソサザイ。
春先は美しい囀りを聞かせてくれるが、冬の地鳴きは少し地味。
2羽が鳴き合っていたが、そのうちの一羽が擁壁に出てきてくれた。
最初コケを食べているのかと思っていたが、よくよく観察していると、地衣類を食べているようだった。でも、食性は動物食だよなぁ・・・小さい昆虫でもいるのかな・・・
ミソッチはライファーではないが相性が悪く、まともに撮った事が無いので嬉しかった。
10時過ぎにクマタカのポイントに到着したら、5分前に出たとのこと。
カメラマンは10人強といったところ。
鳥見では「5分早かったら見れたのに・・・」と、「帰った5分後に出たよ・・・」はよくあること。笑
でも、付近の何処かの木にとまっている可能性があるとのことで、待つことにした。
すると2時間ほどしたころに・・・
トビにモビングされて成鳥が現れた。
トビもクマタカも爪や嘴で威嚇し合っていて凄い迫力!
カラスが、トビやオオタカをからかい半分にモビングする(笑)のとは全く違う、本気のバトル。
凄いところが見れて興奮した。
それにしてもクマタカに一羽で仕掛けるとは、なんと無謀なトビ。
カラスなら複数で仕掛けるんだが・・・
ここでは、昨年からミヤマホオジロの目撃情報があって、撮りに行くという方がいたので同行させてもらうことにした。
ミソッチとメジロはその途中で撮った。
現場に着いてベニマシコや、カラ類を撮っていると、落ち葉の中でゴソゴソ音がしたのでクロジかアオジでもいるかと目を凝らしていると・・・
つぶらな瞳のカヤクグリでした。
雑食らしいので、落ち葉をかきわけながら、木の実や小さい昆虫でも探しているのか?
色がスズメに似ているし、それ程珍しいわけでもないが、野鳥カメラマンでもちゃんと撮ったこと無いという人が結構いる。
藪や枯草の中で移動しているし、見える所に出てこないからだ。
この個体も、シャッター音を気にしていたが長時間留まって、採餌をしてくれた。
なかなか肝の据わった個体だった。
15時になったら引きあげようと話していて、そろそろと思いリュックをしょって行こうかなと思っていたら・・・
本命が現れました。
何とも愛らしい。
なんで黄色が入ってるんだ!?
カメラマンを喜ばすためとしか思えない。笑
顔見知りのカメラマンだけだったら相談してみんなでもう少し近づきたいとこだったのだが、知らない人もいたので離れて撮影した。
ライファーなので、今回は撮れただけで上出来。
今日は他にも、ヒヨドリ、アトリ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヒガラ、エナガ、アオサギなどが見れた。
一つ残念なのは、ヤマセミに会えなかったこと。
囀りさえも聞けなかった。
常連さんでも最近はあまりお目に掛かれないらしいので、仕方ない。
今回いつもこの林道でお世話になってるご夫婦に便乗させていただいて、よい撮り(鳥)初めでした。
いつもありがとうございます。
ここの林道の常連さんはみなさん良くしてくれるので、今年も足繫く通います。
そして、姿を見せてくれた鳥達にも感謝です。
いつもストレス掛けて申し訳ないです。
20:30追記
今日は部分日食、2日は月と金星の接近と、年明けから天体ショーも楽しめました。
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