秋になりましたね

やっと涼しくなってきたと思ったら、昨日は30度超えでした笑

毎年恒例のミサゴ撮影に行ってきました。

川幅200メートルの1級河川です。

この時期ミサゴは落ち鮎を狙って狩りに来ます。

そのミサゴを狙って野鳥カメラマンも集まります笑

私がいるのはこの川の左岸(下流を向いて左が左岸)なのですが、カメラマンは100%右岸にいます。

何年か通って、ミサゴが狩りをする場所が右岸寄り左岸寄りどちらが多いかと考えた時、ほぼ同じぐらいの割合じゃないかと思って、去年から人の多い右岸じゃなく左岸で撮影するようになりました。

人がいない方が好きな場所に自由に動けますしね。

11月になるとサケが遡上してくるのでたまにサケを獲ることもありますが、大きく重いので持ち上がらずに、数十メートル流されて溺れかけているのを見たことがあります笑

多い年だと4~5羽のミサゴが来ますが、この日は1羽が午前中に3回来ただけでした。


朝の6時から河川敷にいましたが、最初に来たのは9時台でした。

どうやらメスのようです。

ミサゴは喉元から胸の辺りの黒っぽい模様が、ハッキリしていたり、より黒いのがメスです。

ただ個体差もあるので確定はできませんが。

来て5分程で200メートル以上向こうに飛び込み、20センチ程の魚を狩り飛び去りました。

1年ぶりに見るミサゴはやはり美しかったです。

私が一番好きな猛禽類はミサゴで、サシバ、ハヤブサと続きます。


10時台に来た時は、2度飛び込んでくれました。

1度目は川のほぼ中央で、

どうだ?

何も持っていません。

失敗です。

その後私がいる左岸付近に来て・・・

正面でホバリング(羽ばたきながら空中で1カ所に留まる)を始めました。

ミサゴは飛びながら水面を伺って獲物を探す場合と、ホバリングして探す場合があります。

私が観察していてミサゴの狩りの仕方は、「飛びながら群れで泳いでいる魚影を探して、これはと思う群れを見つけたらホバリングして飛び込むタイミングを計る」のではないかと思います。

撮影しながらそのままこちらに向かって飛び込んでくれるのを願っていました。

しかし移動してしまいました。

そして・・・・・

150メートル離れた場所にダイブ。

橋を走っているトラックのドライバーはこんな所で翼開長150センチ以上の猛禽類が狩りしてるなんて思ってもいないでしょう笑

これをあと100メートル近くで撮りたかった笑

この時獲った魚はなかなかいいサイズでした。

ミサゴの全長(嘴から尾羽まで)が60センチぐらいなので、30センチ以上ありそうです。

この日私は12時前に河川敷を後にしたのですが、橋を渡りながら川の方を見るとミサゴが来ていました。

あぁあと30分残っていれば・・・

まぁまだシーズンは始まったばかりですから。



この日は他にも、

カケスが。

森や山の中ではよく見ますが、河川敷のようなな場所では滅多に見ません。

青空のもと飛んでるカケスもなかなかいいものですね。


サギ類やカワウも落ち鮎狙いで集まっています。

なぜサギ類は数羽集まるとすぐに諍いをおこすのでしょうか?笑


私がいる所は河川敷の藪なので、ヒバリが数羽います。

頭の上10メートルから20メートルで、うるさいぐらいに囀っていました。

ヒバリは何故繁殖期が終わっている秋にも囀るのでしょうね?

少し調べてみましたがよく分かりませんでした。


チョウゲンボウ。2羽ともです。

この付近にはチョウゲンボウの他に、ハヤブサ、オオタカ、トビ、ノスリなどの猛禽類がいます。

ハヤブサはよく見掛けます。

オオタカを見ることは稀ですね。

12月頃になると、たまにですがチュウヒが来ることも。

トビは数羽いて、ミサゴの真似をして川に飛び込み魚を獲る個体もいます。


ショウドウツバメ。

去年はじめてここで見て、今年も居るということはここは渡りのルートなのでしょう。

ショウドウツバメは日本だと北海道と東北の北部で繁殖して、マレーシア辺りで越冬するらしいので私の住む地域だと一時的に飛来する旅鳥です。

去年は週に何度かここに通った時に毎日見掛けたので、通過している所を見たのではなく、一時的に数日滞在して、休息、栄養補給をする場所なのでは?と思います。





今日も行きたかったのですが、天気が芳しくないので止めにしました。

歳とると動きが鈍くなっていけませんね笑




zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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