今週は2度行ってきました。
ホントは毎日でも行きたいのですが、週始めは天気が芳しくありませんでした。
週中に行った時は曇り空でしたが、一昨日は快晴でした。
ちゃんと秋の空です。
あさイチで目に付いたのはホオジロのメスです。
ホオジロは留鳥なので1年中います。
そして、
カケス。
ここには10羽以下の群れがいるようです。
早朝に対岸や、北側の田園地帯へ飛び去るのですが、毎回1羽だけはこの付近に残っています。
上の個体がなんと私の方に飛んできました笑
私がいるほぼ真上上空をかすめるように飛んでいきました。
実際は10メートルぐらいは離れているのですが、望遠レンズ見ているとかすめているように感じます。
ユリカモメ。
カモメというと海の側、川の河口付近にいると思われがちですが、餌を求めてか冬はかなり上流まで上ってきます。
ここは河口から川を遡ったとして150キロ弱ですがもっと上流に飛んでいくのを見掛けます。
ミサゴは早いと7時台に見掛けることもありますが、8時後半頃から姿を現すことが多いです。
この日は9時過ぎでした。
「なんだまたお前はこっちにいるのか。」笑
実は対岸のミサゴ狙いのカメラマンのメッカは、水辺から数メートルの高さの土手の上で水辺までは降りていけません。
ですが、私がいる左岸は土手の内側で川まで数メートルで、川に入ろうと思えば入れます。
だからなのか、鳥達もこちらにいる人間に対しては警戒心が強くなり、カワウやカモ類、サギ類も飛んでいて私を見つけると避けるルートをとります。
ですから撮影していない時はなるべくしゃがんでいるようにし、動く時はゆっくり動くようにしています。
撮影時はオギや低木に隠れるようにして撮影しています。
そんな気配りのかいあってか、この日の午前中は数回の狩り全てこちら寄りでの狩りでした。
私はこんな感じの動きのある写真が好きです。
魚群を探しながら飛んでいて魚群を見付けたのか、身体が向いている方とは違う方に首を向けています。
こちらは狩れそうな魚群を見付けて急降下の体勢に入る直前です。
この後、
こうなって・・・
こうです。
翼開長150センチ以上の鳥が川に飛び込む姿は何度見ても迫力があり興奮します。
狩りは失敗でしたが笑
飛び込んだ場所はこちら寄りではありますが、100メートルちょい離れています。
手前の白波が立っている所よりこちらなら80メートル以内なのですが・・・
先程よりこちら岸よりですが、これも100メートル以上向こう。
そして何度かの失敗のあと・・・
魚群を見付け急降下。
成功です。
掴んでますね。
落ち鮎でしょうか?
獲った場所はこちら岸に近いのですが、反対の上流に向かって飛んでいこうとしています。
ガッカリしていると、橋の手前でUターンしてこちらに・・・
獲物を見せに来てくれました笑
アユの様な気がします。
私の頭を越して下流に向かうようです。
そして数10分後・・・・・
先程より大きな魚を抱えて戻ってきました。
調べたらハクレンという外来魚ではないかと思います。
ミサゴの全長が60センチぐらいだと思うので、この魚は40センチ以上はありそうです。
撮っている時はミサゴは1羽だと思っていたのですが、家で写真の整理をしている時に2羽ではないかと思いはじめました。
最初は目つきが鋭い時と、優しい時があるなぁ・・・ぐらいの違和感でしたが、羽根を見比べていてあれっ?と思いました。
全く同じ姿勢でないのですが、同じ右の羽根の赤丸内の青丸部の模様がまるで違います。
一番分かり易いのは首周りの模様なんですが、比較できるような写真がありませんでした。
更に、ハクレンを持ってきた個体も別個体かもしれません。
アユを抱えて飛び去った個体だとしたら、もっと素嚢(そのう)が膨らんでいていいと思うのです。
素嚢というのは、首の辺りにあって、消化管の一部分で袋状になっていて、食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官です。
繁殖中、ここに貯め込んだ餌を吐き戻して雛に与える種もいます。
胃まで入れてしまうと消化が始まってしまいますが、素嚢内ではほとんど消化しないようです。
いつ獲物が捕れるか分からない野鳥達の優れた器官です。
そうなると3羽ですね。
過去に5羽のミサゴがここに狩りに来ていたことがあるので、もう少し検証したいと思います。
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