なんで急に他の鳥?かというと、昨日のミサゴの写真が芳しくなかったからです笑
よそで狩りして持ってきて食べたのが1回あり、
右脚で魚を掴んでいます。
次に来た時は、何度か狩りを試みるも・・・・・
もう1羽ミサゴが現れて狩りを止めて逃げるように飛び去りました。
今季はじめて2羽同時に見れたのでこれはこれで良かったのですが。
この日は結構近くに来てくれる生き物がいました。
変なオッサンがここにいることに慣れてきたようです笑
同じ場所に何回も通っていると、警戒はしているが動物達との距離が近くなります。
ただし、自分が原因(音や動き方で驚かせるなど)で向こうが逃げたりすることがあるとダメです。
イタチが5メートルの所に。
トリミング無しでこの写真です。
イタチはホントに可愛い顔してますね。
未熟な雛や、地面に営巣している鳥の巣を襲うことがありますが・・・・・
ハクセキレイもトリミング無しでこの大きさの場所に。
ハクセキレイとセグロセキレイ、キセキレイは結構います。
カワセミは7メートル。
飛び込みの瞬間はピントが合ってません。
鳥やその他の生物は、自分から寄ってきた時(こちらに気付かず)はすぐには逃げません。
様子を伺ってくるので、動かなければ大丈夫です。
この3枚の写真どれも枝などが被っているのは、むこうから私まで数メートルに近づいて来からです。
その場で手や足を多少動かすのは大丈夫でしょうが、被りを避けるためにカメラを動かしたら逃げるでしょう。
他にはアキアカネがレンズの先端に止まったり(スマホで撮ろうとしましたが飛ばれました。)、気付いたら足元にアオダイショウの子供(50センチ程)がいたりです。
この日はミサゴは芳しくありませんでしたが、
セグロカモメ。
ユーラシア大陸で繁殖しています。
冬になると、海の近くではまとまった数がいるらしいですが、ここは180キロ内陸なのであまり見ません。
ただ毎年必ず見掛けるので、落ち鮎が来たルートを遡ってきたか、秋から冬に遡上してくるサケを追いかけてきて、この辺が比較的安全で食料もあると認識しているのでしょう。
カワウと並んでこんな感じなので、結構大きいです。
60メートルぐらい離れた所に何かが止まりました。
飛んでる時から見ていて、大きさとお腹側に横縞模様が見えたのでチョウゲンボウだと思っていました。
ですが、ツツドリ?でした。
?が付いているのは、ツツドリ、カッコウ、ホトトギスの見分けが難しいのです。
囀ってくれるとポッポッポッ、カッコーカッコー、東京特許許可局(笑)なのですぐ分かるのですが。
カッコウは他の2種より大きいのでやや分かり易いです。
この写真でツツドリだと判断しました。
ホトトギスだとお腹の縞の幅がもっと広いです。
ツツドリは山間部で繁殖して、9月から10月頃は河川敷や桜並木でモンクロシャチホコという蛾の幼虫などを食べて体力をつけ、東南アジアの越冬地に向かいます。
写真が小さいですが、日本を越冬地にしている鳥がセグロカモメ以外にも来ています。
これはタヒバリです。
日本に来る個体はユーラシア大陸東部や千島列島で繁殖していたらしいです。
名前にヒバリと入っていますが、セキレイ科です。
恐らく色が似ているからその名がつけられたのでしょうね。
そして・・・・・
イソシギを撮っていたら、イソシギより大きなシギ・チドリ類が。
シギ・チドリ類というのは正式な分類ではなくて、干潟や湿地帯で生活していて水生昆虫や甲殻類、貝、ゴカイなどを食べる鳥達をそう呼んでいます。
撮っている時はムナグロの冬羽だと思っていて、写真を整理している時もムナグロだと思っていました。
ムナグロはシベリア、アラスカのツンドラ地帯で繁殖して、東南アジアや遠くはオーストラリアで越冬します。
南西諸島や小笠原諸島で越冬するグループもいるようですが、基本日本は通過地点で、春と秋のわずかな時期にしか見れません。
シギ・チドリ類はどの種も冬羽が似ているので一応画像検索したら、ダイゼンだと分かりました。
見た目はそっくりで(チドリ目チドリ科ムナグロ属)、ぱっと見で見分けるのは難しそうです。
日本で越冬しているので地域によっては珍しくも無いんでしょうが、私の住む地域では越冬していないので、レア度が高いです。
私は初めて見ました。
羽根の付け根、人でいう腋が黒いのはダイゼンだそうです。(ムナグロは黒くない。)
いやぁ現地で感動を味わいたかったですね笑
こういうことがあるから一人鳥見はやめられません。
鳥や個々の性格にもよりますが、私は人が一人増えるごとに鳥との距離が1メートル離れると思っています。
これからも基本は一人での鳥見をしていこうと思います。
0コメント