続イワツバメコロニー

前回の最後に書いた、別のイワツバメのコロニーに行ってきました。

河川敷の駐車場から少し歩くし、どういう場所か分からないので(衛星写真でざっくりは把握していますが)小さいカメラを持って行きました。

駐車場から土手沿いに10分弱でした。

土手を降りて橋の真下に入ろうとしたら、水が来ていて入れません。

ちょっと先に小さな中洲的な場所があるのですが、1メートル2~30センチ離れています。

足の長い人なら跨げるかもしれませんが私は背も低し脚も短いので微妙に無理そうです笑

助走なしの幅跳びってどのぐらい飛べたっけ?とか考えもしましたが、靴も靴下も常にクルマに予備を積んでいるので構わず突入です。

イワツバメの数はいつも見ている所と同じぐらいでしょうか。

ですが、いつも見ているコロニーの川幅は40数メートル、こちらは約230メートルあるので、橋の建築物としての規模が違いますし、川幅が広いのでイワツバメたちも空を広めに使うので、分散したようなイメージになります。

地面から巣までの距離も倍以上あるので観察するにはいつものコロニーがいいですね。

小さいカメラなので画素数が笑

ざっと40を超えたところまで数えましたが、なにしろ飛び回っているのを目視で数えているのでとうぜん重複があるでしょう。

全く同じ高速の路線なので、こちらに帰ってくるときや、越冬地に向う時はひとつの群れになって帰るのでは?越冬地でもご近所さんなのでは?と思います。

というか大きなくくりでは同じ群れ?


帰りに川を渡った時にバランス崩して倒れそうになりました。

ジジィなので足腰が弱ってますね。ジャンプなんてしてたら大惨事に笑

あぶなく初夏の川を堪能するところでした笑




先程のコロニーにはいつものコロニーでの観察の後に行ったのですが、いつものコロニーではちょっとうれしいことがありました。

が、その前に

こちらは完成間近と思われる巣なのですが、私は青線ぐらいが巣の底だと思っていたのですが、この個体は普通に立っている状態だと思うので、巣の底は赤線ぐらいのようですね。

隣の落ちた巣の跡を見ても、結構上まで土を盛っているのが分かります。

ひとつの巣に相当量の泥を使うんですね。


なにやら真ん中の巣に親鳥が2羽とも来ています。

右の巣には2羽の雛が、左の巣は親鳥が入りっぱなしなので抱卵中かもしれません。

離れては巣に戻る、離れては巣に戻るを何度か繰り返していて、もしかして巣立ちを促している?と思いこの巣の観察を続けました。

巣立ちの促し方は種によって違うようで、。近くで囀るや、巣に行って雛を突いたり、押したりなのですが、共通しているのはエサをあげなくなることです。

ただし、巣立ったらまたエサをあげます。

しばらくすると、写真では分かりにくいですが、巣のふちに脚を掛けるようになりました。

今まで巣立つ瞬間を見たのは、アオゲラとサンコウチョウとササゴイなんですが、どの種も共通しているのが巣のふちに乗れたら、その日のうちに巣立つ確率が高いです。

そしてついに・・・・・

飛んだ!!

無事に巣立てたようです。良かった良かった。

この巣にはもう1羽雛がいるので、この週末か遅くても来週早々に巣立つのではないかと思います。

そして先程から右の巣から頭を出している子も・・・・・

この雛も親鳥に巣立ちを促されているようだったので、動画に撮りました。

この子は動画でも何度か巣立ちそうになってますが、あと一歩勇気が出ませんでした笑

1時間近くこの子に付き合いましたが、ダメでした。

今日あたり巣立っているといいのですが。

真ん中の巣の最後の1羽も写っていますが、動画で見るとこの雛が巣立つのも時間の問題のように感じます。


ですが、まだ他にも雛がいる巣はありますし、

鋭意製作中の巣もあります。

右の2羽がつがいのようで、まだ巣作り中ですね。

なんかメッチャ寄り添ってますね。

イチャイチャしてないで巣を作らんか!笑

隣の巣で口を開けているのは雛ですね。

「昼間から大人はヤラシー!!」笑

先程の快楽を追い求めるつがい(笑)と違って真面目に巣作りに精を出すつがい笑

何度も言われると腹立つかもしれませんが、ホントに間に合います?笑

イワツバメの繁殖は他の種と違って、なんか安心して見ていられますね。

まだ巣立ちに立ち会う機会はあります。



イワツバメ以外にも、遅れて繁殖を始めたゴイサギも、私が見つけただけで2つの巣で雛が見れそうです。

前回巣作りしていた若いつがいも抱卵しているようですし。

個人的にはメスと思われる個体が若いので、卵か雛を見るまでは信用しませんが笑



昨日はカワセミが精力的に動いていました。

基本このオスの縄張りだと思うのですが、

このオスが来ていて、

メスもいました。

私のここでの観察だと、この池と隣の川の上流下流数百メートルが縄張りだと思っていて、繁殖期に別の場所からメスがやってきて気に入ればそこで繁殖しています。

ペアになる一番最初は追いかけっこなのですが、この日はオス同士(縄張りへの侵入者に対してか?)、オスがメスを(求愛?)どちらもあったので、よく分かりませんでした。

でも残念ながら、今から繁殖するとは思えないですね。

留鳥だから9月中ぐらいまでに雛が巣立てばいいのでしょうが・・・

ただ、どの個体を見ても嘴や羽根に擦れた跡がある(巣穴を掘ると擦れる)のでほんのチョットだけまだ望みを持っています。




zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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