おおむね順調だと思います。
前回「いつ巣立ってもおかしくない」と書いた巣ですが、
まだいました笑
真ん中と左の雛はだいぶ貫禄ついているのですが・・・
親じゃなくても近くに成鳥がくるとこの表情です笑
コロニーを観察していると、たまに自分の巣でない所に飛んでいく個体がいます。
わざとやっているのか、勘違いなのか。
わざとならやる意味は?観察すればするほど疑問が増えていきます。
しかも鳥に聞けないのでデータを集めた統計などから、こうだろうと判断するだけで、実際の所本当の正解かは分かりません笑
何度も騙されます。
見ていると、2羽より小さめな右の雛はこういう時に反応が遅いように感じます。
こういう所で体躯の差がでるのでしょうね。
左「あっ、また違った。」
真ん中「いつまでも騙されるなよ~。少しは大人になれよ。」
ちょうだい!ちょうだい!
これは左と右の雛です。
矢印の羽根が真ん中の雛で、巣内をよく動いています。
巣から身を乗り出していることも多いですし、一番早く巣立つのではないでしょうか。
他の巣にも雛はいますが、先程の巣ほどの大きさの巣はありません。
この巣も親鳥がフンを咥えて出てくるのを何度か見ているので、雛がいることは確かです。
この巣にも雛がいて、お尻を出してきました。
フンを巣外にしています。
成鳥は巣作り中や抱卵中に巣にいる時もよおしたらこんな風にするのですが、雛が小さいうちは先程の巣のように親が雛の総排出口から直接フンを受け取って巣外に捨てますが、少し成長してくるとこのように自分で巣外にフンをします。
こうなると最初の巣のように巣から頭を出すようになるのは時間の問題です。
一方、巣作りをしているつがいも結構います。
この巣はだいぶ完成に近いのでは。
最初の巣のお隣さんも。
巣作りは雌雄で行います。
外部が出来てくると、一羽が巣材を運び、もう一羽が成形するといった分業をすることもあります。
えっ?渡りに間に合う?笑
巣作り中の個体たちは泥だらけになるので、コロニーの下を流れる川で水浴びを。
いや、そこまで入るの?
魚を狩るミサゴやカワセミ、コアジサシぐらい入ってます笑
この日は天気が良く、明るかったので、飛翔シーンがブレことなく撮れました。
これは対岸なので10メートル程の距離です。
しかも3羽とも羽根の位置が違うので、飛ぶときの羽根の動きはどうなのか?考える参考になります。
地面の石や奥の植物と比べるとイワツバメの大きさがわかると思います。
確かな理由は分かりませんが、2グループぐらいに分かれて繁殖時期をずらしているのは確かなようです。
私は餌の問題だと思っています。
それと、このコロニーがあるのは高速道路の橋の裏なのですが、この高速を北に約6キロ行った橋の裏にもイワツバメのコロニーがあるようです。
同じ地域から来て分かれているのかもしれませんね。
そろそろ巣立ちです。
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