ここのところ行けば必ずヤマセミに会える。
人の欲というのは深いもので、先月の頭頃は「会えるだけでいい」なんて言っていたのが、「背景が・・・」とか、「光線の具合が・・・」とか言い出す。笑
この日は光線の具合も背景もシチュエーションも最高でした。
朝の上がりきらない太陽のおかげで湖面が金色に。とてもゴージャス。笑
いつものところで「ケッ!!」とひと鳴き、縄張りを主張する。
いつもならここで、ダミーの巣穴を掘ったり、カワセミにからかわれてたりして(笑)過ごすのですが、今日は違いました。
暫くすると急に臨戦態勢に。
カワセミでも来たかと思っていると・・・
右側から別のヤマセミが!!
初めからいる個体に見えるように通過して・・・
すぐそばの木にとまりました。
こんな感じの位置関係です。
「もう一羽どこ行った!?」「右、右、右の下、下!!」「えっ?右??いないよ?ヤマセミから見て右?・・・」「いるよぉ!!右だって!」と、撮っていたオッサン達は、盆と正月が一緒に来たかのように大興奮の大騒ぎです。笑
すこしの間緊迫した空気が流れていたのですが、自分の縄張りで好きにさせてはいられないとばかりに、いつもいる個体が追い出しにかかります。
追ういつもの個体。
侵入者は以外にもあっさりと逃げ出してしまいました。
もうひと悶着を期待していたオッサン達は拍子抜けです。笑
右の岬の先まで追っていき、その後戻ってきたのですが、この日は撮影が困難なポイントに籠ってしまいました。
短時間でも争いは疲れるのかもしれません。
初めて見たヤマセミ同士のハイスピードバトルは、迫力があり興奮しました。
仕事の合間に例のカップルの様子を見に・・・
前回よりは近づいた?
この日数時間観察した感じではまだカップルになっていないようでした。
見えない所でイチャイチャしている可能性も捨てきれませんが・・・
オスの前を高速で通過するエライザ。
草食男子を見上げる肉食エライザ。笑
早く子供が見たいものです。
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