気温も上がって来て鳥達が騒がしくなってきました。
今回は何回かの探鳥のまとめです。
カワガラスとミソサザイが巣立つ頃なので、様子を見に行きました。
現地に着いたら何やら春に人気の鳥が立ち寄っているそうな。
前日に撮った方がいて、今日も出るかもと・・・ライファーなので期待が高まりました。
まぁ、結局不発だった訳ですが・・・笑
探鳥歴3年ほどのものが言うのもなんですが、狭い山道に30人近くの人がいたので、出ないんじゃないかとは思ってました。
渡り鳥は、毎年来る場所でも来てしばらくは警戒して出てきませんからね。
ただでさえ警戒心が強い方の鳥らしいですから。
ミソッチことミソサザイ。
ミソッチを探せ!!枯れた杉の葉の中では見つけるのが困難です。
スズメよりも小さく暗い渓流で、しかも素早いというカメラマン泣かせの可愛い渓流の妖精。
この日は時折晴れ間が見えるが曇りがちという最悪なコンディションでした。
メスは巣に入るときは虫を咥え、出るときは雛たちの糞を咥えてきます。
忙しく働くメスに比べ、オスの方は餌を運ばずに、近くで美しい声で囀っています。
周囲を警戒しているのか、奥さんにエールを送っているのかは分かりませんが・・・笑
キセキレイ。
⌒⌒⌒⌒といった感じの飛び方をするのですぐに分かります。
お腹の黄色が綺麗です。基本、夏場は高地付近にいて気温が下がると都市部にも現れるようです。
それ程気温が下がらない地域だと移動しないこともあるようです。
ウグイス。もう少しすると見える所にも来てくれるかな?
美しい囀りは聞こえるが、姿を現さないのでなかなか厳しい撮影でした。
カワガラス。
色が黒っぽいだけで、カラスの仲間ではありません。
エサになる昆虫や水生生物を捕まえるために、水中を歩く、潜水する、泳ぐ鳥です。
泳ぐカワガラス。
カワガラスも子育て中で、こちらはミソッチと違い、オスもメスも滝の裏側にある巣に餌を運びます。
滝の流れなどものともせずに巣穴に飛び込みます。
出来るなら、中はどうなっているのか入ってみたいです。
ミソサザイもカワガラスも、雛たちのお披露目が楽しみです。
やはり春なので、山桜がらみを。
ソメイヨシノなどと違って、華やかさはありませんが山桜は可憐です。
強面のカケスも穏やかな表情に見えます。笑
山桜を見下ろしながら飛翔するミサゴ。
私は花がらみの鳥の写真が好きで、撮りたいのですがなかなか難しいです。
花が咲いてるかどうかは鳥達には関係ありません。
餌があるとか、何かから避難したなど理由が無ければ花のそばに行きませんから。
今季初のオオルリ。
綺麗な声で囀っていました。
よく、春先の囀りを「歌っている」と綺麗な表現をすることがありますが、縄張りの主張とか、メスへのアピールのことが多いと思うので、「ゴルァァァ!!ここは俺の縄張りだから入ってくんな!!」とか、「ウォォォォ!!誰か誰か、いや誰でもいいからやらしてやらしてぇぇぇ!!」だと思うんですよね。笑
夏のルリさんが来たら、帰るルリさん。ルリビタキ。
この個体は多分、この冬よく遊んでくれた彼だと思います。
藪の奥の方から出てきてくれませんでした。そして一度もこちらを振り返ってもくれなかったです。
君も別れがつらいんだね・・・・・・・ということにしておきましょう。
どうか長い道中御無事で。
また来年会えることを楽しみにしています。
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