今年、少し遠征して撮影したと思っていたイスカがクルマで2時間以内の近場に入っているということで撮影しに行きました。
7時前で既に7~8人のカメラマンがいます。
奥の方に陣取ると水浴びも撮影出来そうですが、奥に行ってしまうと何か来た時に身動き取れなくなりそうなので、手前に三脚を据えました。
初めて行く場所なのでロケハンのつもりでしたが、来週早々からポイント付近が立入禁止になるらしいので、気合を入れなおしました。
着いてすぐにアカゲラの囀りとドラミングが聞こえてきて、頭上を通過したのでその場を離れて飛び去った方に行くと、ドラミングをしていたので撮影してみると・・・・・
アカゲラだと思っていた鳥はオオアカゲラでした。
オオアカゲラはライファーだったので、手前にいて良かったです。
アカゲラより一回りぐらい大きいでしょうか。
お尻だけが赤いアカゲラと違い、お腹まで赤いのが特徴です。
アカゲラもそうですが、こうしていると木肌に溶け込んでいますね。
朝一からライファーとは幸先のいいスタートです。
水場とエサ台があるので、ヤマガラとシジュウカラが多いです。
個人的には餌付けしてる場所でその廻りに集まって撮影というのは嫌いなのですが、取り敢えずイスカを撮るまでは我慢します。
ここでの撮影は最初で最後ですね。
そうこうしているうちに本命が登場してくれました。
マヒワも少し前に来ていたのでこの写真にはマヒワも写っています。
天気が曇天だったのでイマイチな写真ですが、初めて撮る種なのでこんなもんでしょう。
それにしてもこの嘴、互い違いになっていておもしろいですね。
松の種子を食べるのに都合がいいように進化したそうですが、ヨーロッパでは張り付けにされたイエス・キリストに打ち込まれた釘を抜こうとしてこうなったとの伝説があるそうです。
ここは逆光なので、晴れていれば羽根が透けて良い写真になったと思います。
今回でまぁまぁマシな写真。
曇っていてもバックが緑だと少しはましです。
マヒワ。
イスカとマヒワはエサ台に興味はないらしく、水場に近いということと、他の種だろうが、なるべく鳥どうしでかたまっていた方がリスクが少ないということでここに来ているようだ。
イスカとマヒワは共にアトリ科でここにはアトリもいるので、同じ科同士で集まっている可能性も。
アトリ科の親分のアトリ。笑
顔が黒い、いい感じの個体が近くに来てくれました。
今回、イスカを撮った後近くを散策してみて、イスカがたむろ(?)している場所を見つけたので、次回は最初からそちらに行こうと思います。
いつもいるとは限らないですが。
地元なら、毎日行って確認も出来るのですが・・・・・
あと、樹海の中なので遭難しないように気をつけないと。笑
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