隣りの県の公園に日本ではあまり見ることの出来ないカモが入ったらしいので行ってみました。
その種は北米で繁殖して、メキシコや西ンド諸島で越冬するクビワキンクロというカモです。
調べてみると一応毎年のように国内の何処かで目撃例はあるようです。
私は日本国内では生息しているが、自分の住んでいる地域では珍しい鳥の場合は基本スルーです。
国内にいるならそこに行けばいいと思うからです。
何故か自分がよく行くフィールドで見ることに拘る方がいますが、全く理解できません。
ですが、日本には基本くることが無いとなると別です。
去年のオオカラモズと同様見ておきたいです。
こういう場合、「昨日までいた。」とか、いるにはいるが100メートル先、という場合が多いのであまり期待しないでいました。
カメラマンが多いようなら証拠写真だけ撮って他へ移動するつもりでした。
ですが、現地に行っても一人しかいません。
これは抜けたかな・・・・・
と思いつつ池に近づいて行くと・・・
いましたいました。
嘴の付け根と目の周りの白模様、そして嘴先端の白い帯状の模様、クビワキンクロのメスのようです。
この池ではキンクロハジロが越冬していて、都市公園で散歩をしている方たちがエサを与えているので、人が通ると近づいてきます。この写真はノートリで、さらに近づいて目の前まで来るので良い写真が沢山撮れました。
同じスズガモ属のキンクロハジロとよく似ています。
こちらはキンクロハジロのメス。
この個体は嘴の根元に白い模様があって、とても紛らわしかった。
キンクロハジロのオス。
キンクロハジロはオスもメスも冠羽がありますが、クビワキンクロには無いようです。
このキンクロハジロのオスは理由は分かりませんが、冠羽がシルバーです。
モヒカンの上に染めてるとは、完全に校則違反です。笑
キンクロハジロのオスたちに囲まれてご満悦。笑
日が昇ってくると、池に赤や黄色の紅葉が写ってとても美しい。
クビワキンクロは1羽しかいないようだし、キンクロハジロの群れから孤立している様子もないので、冬中いるのではないでしょうか。
羽繕いもキンクロハジロとそっくりです。
お腹を水面に出しての羽繕いはキンクロハジロもよくやります。
これはキンクロハジロのオス。
そしてバッサバッサ。
結局、カメラマンは7~8人で悠々と撮れました。
やはり自由に動けるのはいいですね。
そして、カモ類は可愛いですね。
別の日、紅葉絡みの写真が撮りたくてよく行くフィールドへ。
紅葉絡みもですが、鳥友さんからミヤマホオジロがいると聞いて行ったのです。
何と、アカゲラのお出迎えでいいスタート。
いつも撮影に苦労するカケスも出てきてくれました。
カラスの仲間なのに警戒心が強く、いつも撮影に苦労します。
ルリビタキのポイントにはやっぱりいました。
遊歩道に、2年目ぐらいのオス。
ルリビタキは生まれて3年目ぐらいから鮮やかなブルーになります。
1年目は茶色が目立ち、2年目でこの個体のようにグレー掛かったブルーです。
上の個体がモミジに来てくれました。
君はなんていい子だ!
ルリビタキのメスはバックにモミジが。
とまってる場所はイマイチですが。
しかし、嬉しい出会いもありました。
なんとオオアカゲラが!
しかも頭頂部が鮮やかな赤のオスです。
先日のイスカの時のオオアカゲラはメスだったので、これは嬉しかった。
鳥友さんと一緒にいて、アカゲラは普通にいるフィールドなのでアカゲラかと思い撮影を始めて、すぐにオオアカゲラだと気づきました。
その後、お目当てのあの鳥も・・・・・
出てきてくれました。ミヤマホオジロ。
一昨年初めて撮影して、去年は撮影出来てないので2年ぶりです。
この時は約30メートルの距離があって証拠写真ですが、餌場としている場所を何ヶ所か発見出来たので、また行こうと思います。
0コメント