更新を大分さぼってしまいましたが復活です。
ここ数年は毎年沢山のレンジャクが来てくれるので、冬の楽しみのひとつになってます。
去年はキレンジャクを撮れなかったのですが、今年ようやく撮ることが出来ました。
鳥友さんに教えていただいた初めてのフィールドです。
ウロウロしていると囀りが聞こえてきたので近づいてみると、キレンジャクとヒレンジャク5~6羽づつの混成の群れがいました。
ウロウロしながらここでは何食べてるのかな?と観察していたのですが、レンジャクの好きなヤドリギが見当たりませんでした。
木の芽、実かなとも思ったのですが、ヤブランが物凄く多いので給餌は下に降りてくるなと思い、三脚の脚を低めにセットします。
離れて給餌の瞬間を狙っていたら、1羽のキレンジャクがわざわざ飛んでこちらの近くのヤブランの群生に。笑
最初他の個体達は少し離れた場所で食べていたのですが、あのおっさんは大丈夫なのかと分かると、他の個体も近くで食べ始めました。
今日はここのヤブランが食べごろなのでしょう。
あまりに近すぎて、下がりました。
5メートル以内はピント合わないので。笑
綺麗な個体ですね。
経験上、向こうから近づいてきた時は、大きな音を出したり、素早く動いたりしない限り、警戒はしているようですがほとんど飛び去ることはないようです。
何度か木の上に行ったり、また降りたりしながら20分程撮影させてくれました。
恐らく一人だったので、ここまで近づてくれたのだと思います。
ヒレンジャクも勇気あるキレンジャクに続いて近くで食べ始めます。
いやいや、君も近いって。笑
周りのヤブランの実を見ると、全く実がない所と残っているところがあるので、次の日の給餌場所はある程度予測できそうです。
カメラマンが増えたようなのでその後は行ってませんが。
散々食べて給水の為か河原の方に飛び去った頃、一人のカメラマンの方が来て、「近くで撮れましたねぇ。羨ましいと。」
自分が行けば飛んでしまうと思って近寄るのを控えてくれていたみたいです。
たまにこういう方がいらっしゃるので私も見習いたいと思います。
私は十分撮ったので場所を譲って他の鳥を探しに行きました。
数日後、別の鳥友さんから違うフィールドにヒレンジャクの群れがいるよと教えてもらい行ってきました。
こちらは去年も何回か通った場所なので、どの辺に来るかは分かっています。
10数羽の群れでしょうか。ヒレンジャクだけのようです。
地元の方の話だとキレンジャクもいたそうですが、この日は見当たりませんでした。
ここはヤドリギがサクラなどの木に沢山寄生しているので下には降りずに給餌します。
なので今回はカメラが上向きになることが多いと予想されるので、三脚の脚を長めにセットします。
最近は性能のいいミラーレス一眼などが増えていて、手持ちや一脚撮影でフットワークがいい方が多いのですが、システムを簡単に買い替えることが出来るほど裕福ではないので(笑)、相変わらず重いカメラとレンズを重い三脚に付けている身としては、予め鳥がどんな行動をするか予測してのセッティングが大事なのです。
こちらでは何度も撮影しているので、どの木なら目線に近い撮影が出来るか分かっているので楽です。
どんな鳥でも見上げで木の上を撮るより目線に近い角度で撮影した方が良い写真になります。
ヒレンジャクがヤドリギを上手そうに食べるので以前一粒食べてみましたが、ただただ苦いだけでした。笑
突然1羽のヒレンジャクが目の前の枝に来て、後ろを向いたと思ったら・・・・・
あぁぁぁ・・・・・
見せに来なくていいから。笑
ヤドリギの実は中がゼリー状になっていて糞はこうなります。
この日は近くの池での給水も撮影出来ました。
ずっと地元の方が撮影していて気にはなっていたのですがスペースが一人分しかなく諦めていたのですが、帰るからと譲ってくれました。
こういう地元の方はホントにありがたいです。
場所によってはビジターに厳しいポイントもありますから。
やや逆光ですが10メートル以内での撮影なのでいい感じです。
上を向いて流し込みます。
何度か来てくれたので楽しめました。
ここのポイント、去年と比べたら群れの数が少ないように感じます。
この日は20羽弱といったところでしょうか。
去年は一つの群れがこんな感じで、こんな群れがもう一つあった感じです。
まぁレンジャクに関してはほとんど観察できない年もあるので、見れたらラッキーぐらに思っていた方が良さそうです。
来年も来て欲しいなぁ。
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2021.02.26 12:02