去年散々撮影した近所の飛行場に今年もコミミズクが来ているようなのですが、今年はフェンスが撮影の邪魔になり撮影はしていません。
空抜けの撮影は問題ありませんが、空抜けはどれも同じような写真になってしまいます。
けっこう長い期間道路が無く撮影が困難な居住地区にいたようで、それもありポイントへの足が重くなっていました。
去年の写真ですが、コミミズクは夕陽が似合います。
今年はクルマで1時間程の河川敷に入っているとは聞いていたのですが、堤防の上に100人だ200人だという話を聞いていたので行きませんでした。
私は滅多に日本では見ることが出来ないなど、よっぽどの珍鳥でない限り自由に動けない場所での撮影はしたくないのです。
それに河川敷に何本も止まり木を立て、その廻りにドッグフードを撒いてネズミを集めているとの話も聞いていたので余計に行く気がしませんでした。
撮った写真で餌付けされているかどうかなんてわかりませんが、そんなところで撮影して何が面白いのかわかりません。
私は鳥がどう動くか予測して、撮影場所を決めたり、あっちに行ってるうちにこっちに移動しておこうとかなど考えて撮影するのが楽しいのです。
ダメならじゃあ次はこうしよう、こっちで撮ろうというのが楽しいのです。
なので今年はコミミズクの撮影は諦めていたのですが、クルマで走っている時に休耕田や葦原があるとコミミズクがいないか気をつけていました。
それが1週間ほど前にとある場所の撮影の帰り道、広大な葦原の間の道を走っている時にこちらへ向かって飛んでくるコミミズクを見付けました。
その場で止まりたっかのですが、片側1車線の上に止めるスペースがないのでその日はそのまま帰って、私は2~3日は行けないので近くに住む信頼のおける鳥友さんに連絡しました。
早速次の日に様子を見に行ってくれて、2羽いたよと連絡をいただきました。
夏に山を歩き廻ってサンコウチョウの巣を発見した時の感動がよみがえりました。笑
こんなことがあるからこの趣味やめられません。
次の週早々に行きました。
1年振りのコミミズクはカッコよかったです。
何人かカメラマンはいますが多くても10人以下です。
あつらえたような止まり木ですが、誰かが設置したものではないようです。
去年までよく通ったポイントの個体は、早ければ正午ぐらいから動いていましたが、ここの個体は15時過ぎないと動き出しません。
葦原の中に小川があり、その付近で狩りをすると・・・
獲物を発見し、急降下!
あぁ・・・・・
葦原に隠れてしまいます。笑
このような葦が無い場所で狩りをしてくれると助かるのですが・・・笑
一瞬、2羽になりましたが、1羽はすぐに飛び去ってしまいました。
人が少ないからか、飛んでる時は結構近くまで来ます。
去年までのポイント、夕方は完全逆光だったのですが、こちらは順光なのでオートフォーカスが気持ちよく食いつきます。
露出補正も最低限ですみます。
ここ2~3日は風が強く出が悪いですが、もう少し撮影したいところです。
まだ行動パターンが読み切れず、どう動くかの予測が出来ません。
でもこのここに止まったらこう行くことが多いなとか、こっち行ったらこうかな?など考えている時がとても楽しいのです。
2コメント
2021.03.05 11:33
2021.03.02 09:33