続・カワセミ恋の季節

前回の写真は3月上旬頃なので、続けて直近の写真もアップしようと思います。

巣穴は順調に掘り進められているようです。

どうやら内部を広げている作業に入ったようで、中に入ると出てくるまでの時間が長くなって来てます。

絶対にという訳ではないのですが、カワセミやヤマセミは内部が広がって完成に近づくと、頭から入って中でUターンして頭か出てくることが多いです。

まだ頭から入ってお尻から出てくるので、もう少しかかるのかな?

ただ・・・・・

明らかに求愛給餌と交尾の回数が増えていて、そろそろ産卵かな?という気がします。

この時は巣のそばなので、約40メートル離れていました。

メスが目一杯尾羽持ち上げています。

概ね鳥の交尾は総排出腔を擦り合わせてオスがメスに精子を渡すのでメスは尾羽を上げ、オスは尾羽をを下げるようなポーズになります。


この池は近くに川もあり、なかなか動物が多いです。

マムシもいますし、野ネコもいます。

ダイサギや、(これは亜種チュウダイサギでは?)

パイセンことアオサギも何でも食べますから。

座り込んでますが、無防備すぎるだろー。笑

オオタカやハヤブサ、チョウゲンボウもいます。

そして・・・

可愛い顔してますが、イタチは巣穴に鼻ずら入れて卵の段階で食べることもあります。

カワセミ側の防衛策としては、ダミーの巣穴を掘ったり、掘るふりをしたりするらしいのですが、心配です。

この写真の場所もオスとメスが巣穴を掘るふりをしに行く場所です。

まぁ、ともあれ夫婦仲は今の所順調なようで、

相変わらず狩りの上手いメスですが、

オスも頑張って狩りをしては、(水面に映ったの見ると狩りに成功しているのが分かります。)

待ち焦がれるメスに、

せっせとエサを運んでいます。

このメス、何故かここがお気に入りのようで、求愛給餌はここが多いのです。

しかしここは、撮影している場所からは70メートル程離れています。

日に何度もここで求愛給餌をするのですが、出来ればもっと近くでお願いしたいものです。笑

ですが交尾はあちこちでしていて、先日10数メートル程の場所で交尾をしてくれました。

うるさい茎と水面のゴミを排除するために少しトリミングしていますが、近かったのでヤバい解像度です。

しっかりと総排出腔どうしが接しているようです。

いい場面に出会えました。


昨日、かなりまとまった雨が降ったのでちょっと心配ですが、今年は必ず雛たちを見たいと思います。



zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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