カワセミの雛たち

巣立ちから4日、カワセミは巣立ち後1週間程で親離れするらしいので、この日はガッツリ観察しようと現地に行きました。

次に来れるのは週明けです。

巣立って日が経つと雛たちがばらけてしまって集合写真が撮れないので、私にとってはこの日がラストチャンスです。


雛たちもすくすくと育っているようで、

飛翔もいっぱしになってきました。

親を追いかけて飛んだり、雛同士で追いかけっこしたり。

狩りの飛び込みの練習の回数もけっこう多いと思います。

未確認ですが獲物を獲っているような様子も見れました。

飛び込んだ後に葉の陰ではっきりは見えませんでしたが、魚を飲み込むような仕草をしていることがありました。

それでもまだ親鳥が給餌しないと成長期の雛たちの食欲は満たされません。

もともとこの辺りはカワセミ夫妻の休憩場所だったので、たまに手ぶらで来ると「ちょうだい!」と猛アピールです。笑

餌をもらえて雛大喜び。

だいたい給餌場所は何ヶ所か決まっている場所があるので撮影はさほど困難ではありません。

位置によってはこんなこともありますが。

ただ雛たちがばらけた様でこの撮影場所側によく来るのは2羽になっていました。

他の2羽も近くにはいるので、囀りは聞こえるし、たまに姿を見せはしますが。

この2羽のうち1羽はたまに何処かに出掛けますが1羽はずっとここで過ごしていました。

太い枝なので安定するからかここにいることや、給餌もここは多いです。

パパがいいサイズの魚を運んできました。

給餌しているのを見つけてもう1羽雛が来ますが遅かった!笑

もらった子は嬉しそうです。奥の雛はガッカリしてるようですが。笑

この日は6時から15時過ぎまでいて、6羽揃っているか、雛4羽の集合を撮りたかったのですが、撮れませんでした。

雛3羽が同じ枝にいるのが精一杯でした。

右の子は色も結構成鳥に近いですね。

唯一4羽集合していたのはこの写真だけです。

ぐぬ・・・・・

そして5羽集合。

赤丸が雛たち、青丸がパパ。

既に2番子の準備に入っているからか、メスがエサを運ぶ回数が目に見えて少なくなってました。

この辺りに来ることはあっても手ぶらで、水浴びして休憩するだけです。

なので6羽集合は撮れませんでした。

メスと雛のツーショットはこの日はなかなか貴重です。笑

繁殖はオスよりメスの方が肉体的負担が大きそうなので、給餌はオスに任せているのでしょうかね。

ともあれ無事に親離れまで行きそうなので安心しました。

写真の方も一応は4羽集合が撮れたし、3羽はいいアングルで撮れたので満足です。



この日は気温が30度近くまで上がり、日陰のない場所で9時間ガッツリの観察は、体力を消耗して疲労もしましたが、冷えたビールを吞みながら1500枚撮った写真を整理している時に、愛らしい雛たちを見ていると疲労も吹き飛びました。笑





zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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