まだ暑い日もありますが肌寒い日もあり、雲の様子もすっかり秋になってきました。
私がよく行く沼も、夏の間は農業用水として利用している関係で水をためこんでいるのですが、稲刈りの時期になると水を抜くので干潟が現れます。
秋の長雨、台風対策もあるのでしょう。
干潟といえばシギ・チドリ類、通称シギチです。
主に干潟のミミズ、ゴカイ類、小魚、水生昆虫などを食料にしているので彼らにとっては酒池肉林です。笑
夏の間は田、休耕田にいて餌を求めてくる留鳥、越冬の為にここに来る冬鳥、日本よりも南で越冬するために渡る前に栄養を付けたり、渡りの途中に立ち寄る夏鳥などひと月ほどは賑わうでしょう。
今回の写真は先週の物なので今ではもっと種類が増えているでしょう。
コチドリです、
関東では一応冬鳥ですが、1年中見れる所もあります。
アオアシシギ。
ユーラシア大陸で繁殖して、東南アジア辺りで越冬するので春と秋のこの時期に一時的に日本に滞在する旅鳥です。
この個体は肝が据わっているのかかなり近くに来てくれました。
小さな魚かドジョウをゲット!
イソシギ。
関東では留鳥ですが、冬になると北海道や東北の個体が越冬しに来るので、数が増え見る機会も増えます。
トウネン。
アオアシシギと似たようなルートで移動する旅鳥。
スズメぐらいのサイズのシギ科の鳥です。
毎年愛らしい姿を堪能しています。
アマサギ。
コサギに似ていてサイズもやや小さいぐらいですが、顔の辺りにオレンジ模様が。
夏の間はもっとオレンジ色が濃く、喉の下あたりまであります。
冬に西日本以南で越冬する、国内移動組の渡り鳥です。
そしてお馴染みの方々も集まってきます。
コサギ。
デリケートゾーンが気になるのでしょうか?笑
ダイサギ。
サギ類はいれば撮影してしまう。
そして大御所、御大、ボス、のアオサギ先輩。
大きさで言ったらダイサギの方がやや大きのだが、なんでしょう?醸し出すこの大物感。笑
他に夏の間もいたハジロクロハラアジサシやシロチドリもいました。
写真を載せていないということは・・・まぁあれだそういうことです。笑
良い写真が撮れなかったということです。笑
この沼は南北1300メートル、東西で300メートルというサイズで、この時ほぼ南端にいて、遠く1000メートル先辺りで旋回して獲物を探していたミサゴを双眼鏡で観察していたら、狩りをしました。
ここでのミサゴの本格的な狩りは初めて見たので(飛んでいるのはたまに見ますが)遠くても一応撮っておこうぐらいだったのですが・・・・・
向かって左方向は田んぼ地帯で大きめの森や木などがあるので、そちらの方に飛び去るのかと思っていたら、こちらに向かってくるのかな?・・・・・
あれ?この個体真っすぐこっち向かってないか?
うわっ!来たよ!
オッサンを見つけてやや左よりに進路を変えましたが、相当近いです。
まるで、「オッサン、こんなの獲れたよ。凄いだろ!」と自慢しに来たかのように、やや左の頭上を通過していきました。
コイ?
中々の大物。「うん。これは大物だね。」
尾羽にやや欠けがあるようですが、綺麗な個体です。
私は猛禽類で一番ミサゴが好きで、9月末からはミサゴ撮影が増えるのですが、新しいカメラでのミサゴは初めてなので良い練習になりました。
実はこれを書いている時点で既に今季初のミサゴ撮影には行っていて、カメラの設定などを決めて、ミサゴも2個体は確認できたので、この冬も楽しそうです。
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