いやもう何日だよという話ですが(笑)
昨年後半から年が明けてからも、もう一つの趣味であるエアガン(動力にガスや電池など使う主に18歳以下使用禁止のおとなのおもちゃ。笑)に現を抜かしておりました。
長いものやハンドガン合わせて10丁ほど持っています。笑
今まではたまに部屋で撃ったり、眺めたりしていただけなのですが、改造したり、リペイントすることに急に目覚めてしまいました。笑
とはいえブログの更新を怠っていただけで鳥見はしていて、ツイッターにはアップもしていました。
今年は冬鳥、特にカモ類の数が少ないと感じます。
イカルやアトリは例年並みのような気がしますが、ツグミは少ない気がします。
毎年多い種と少ない種はいることはいますが、内陸部にカモ類が少ないというのが心配です。
今年だけのことだといいのですが・・・・・
先日、久しぶりの林道に行ってきました。
林道に入ってすぐは毎年ウソの餌場になっているので期待してゆっくり歩いたり、待ち伏せしたのですが会えませんでした。
しばらくしてまず出迎えてくれたのは。
数十羽のアトリの群れです。
この1枚に9羽のアトリが写っています。
日本に来るアトリは主にシベリア辺り(バイカル湖までで3000キロほど)から来るようです。
私は鳥類の中で特にアトリ科の鳥が大好きです。
日本で見れるアトリ科の鳥は、アトリ、イカル、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、マヒワなどいますがそのアトリ科のヒエラルキーの頂点に君臨するのが、その名もアトリです。笑
群れを撮っていると1羽のオスが7メートルはど先の枝にとまりました。
こんな時は慌てず騒がず、動きを完全に止めます。
向こうから来た時は動かず音を出さずに、このオッサンに危険は無いよと知らせることが大事です。笑
この写真はとまってから数十秒後にそろそろ大丈夫かなとシャッターを切ったものです。
シャッター音に反応してこちらを伺っていますね。
その後少し警戒を解いてくれて、真下の地面で食事を始めてくれました。
近くの木にカケスがいてオッサンに対して警戒の囀りをしているのですが、この動画を観ると、アトリは飛ぶことも出来ないオッサンなんかよりもカケスの方を気にしてるようです。笑
カケスは鳥を食べることは無いでしょうが、アトリより身体も大きいし、カラスの仲間なので敵に対しては複数で対応しますから。
杉の実を食べるアトリ夫妻。
左の顔が黒っぽいのがオスです。
問題のカケスです。
悪い顔してますね。笑
エナガが近くに来てくれました。
留鳥で都市部の公園でも見れますが近くに来てくれると嬉しいですね。
スズメより小さく動きを止めないので、いつも撮影は苦労します。
まん丸でたまらないです。
この林道はベニマシコも越冬に来ます。
近くだと朝鮮半島、遠くだとロシアの南部から中部からやってきます。
時期的に木の実を食べつくして地面に降りる頃です。
なかなか綺麗な紅色のオスですが、後ろの金網が残念です。
こちらはベニマシコのメス。
色は地味ですがオスより愛らしい顔つきです。
上のメスと居たのがこちらのオスです。
赤色が薄いので今年生まれの若オスのようです。
そのオスが急に移動を始めたので何かと思ったら・・・
先程のメスが「そこは私の場所よ!!」と襲い掛かったのでした。笑
熟女の貫禄に負けたようです。
昼過ぎに帰路についてシジュウカラの群れに・・・
ヒガラが混ざっていました。
あごの所に黒い模様(通称スカーフ)があります。
シジュウカラはスカーフとネクタイ、ヒガラはスカーフのみ、コガラはどちらも無し、で区別できます。
更にクルマに向かって歩いていると、
いましたよ。ウソのメスです。
保護色になっていて見にくいですが、真ん中にいます。
ウソは関東では冬鳥ですが、国内移動組です。
東北や北海道で繁殖します。
オスは頬から喉の辺りがピンクなので分かり易いですね。
他にカメラマンがいなかったのでたっぷり時間を掛けて近づきました。
この時点で20メートルちょいで手前に枯木が沢山あるので、枝を避けつつ近づければなりません。
こんな時私は少し近づいてはしゃがみ、少し近づいてはしゃがみを繰り返して近づきます。
全く人のいない場所にいるならともかく、人のいる場所で敢えて越冬していると思われるので、しゃがむだけで少し警戒を解いてくれます。
鳥が動きを止めて辺りを伺っている時は顔を伏せ動きを止めます。
食事を始めたら撮影または移動します。
その成果がこちらです。
少しトリミングしていますが、距離は10メートルぐらいです。
これが限界でしょう。
40分程撮影出来ました。
ある程度近づければ向こうから近くに来ることもあります。
1人だと警戒心も薄くなるようです。
2人ほどカメラマンが来ましたが、私は1人で撮影中は(そばに寄るなオーラ)を出しているので(笑)話し掛けられなっかたのでウソを見つけられずに通り過ぎてました。
その後も2~3人のカメラマンが来ましたが不用意に近付いたり、音を立てる方が居なかったので助かりました。
一番近く来てくれた時の動画です。
最初と最後のあたりで木の実を割る音が聞こえていますので近いということが分かると思います。
私の存在感の無さと(笑)向こうからも近づいてくれるという偶然もないと無理な距離でした。
去年はたしかウソを撮影出来なっかたので、とても有意義な鳥見となりました。
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