今月は何かと忙しくて、色々予定が多いです。
車検もあるし、確定申告もあるし。笑
前回の林道探鳥と愛知に行った間にも林道に行っていて、目当ては前回よく撮れなかった赤いオスのベニマシコです。
過去に何度撮っていても毎年撮りたくなるんですよ。
かつては多くの野鳥カメラマンが来ていましたが、最近は閑散としています。
私としては嬉しいかぎりです。
ヤマセミとクマタカが見られなくなったからかな?
シジュウカラとエナガ混成の群れにコゲラが。
コゲラは都市部の公園にも普通にいます。
鳥見を始める前はこんな身近にキツツキの仲間がいるなんて思いもしませんでした。
その混成の群れに・・・
ベニマシコも。
若いオスとメスのカップルです。
前回もこの辺にいましたから、この辺が好きなようです。
当然移動をしていて何ヶ所かポイントがあります。
ベニマシコに限らず、木の実がそろそろ無くなってくる頃なので、地面に降りて餌探しを始めるころです。
メスがとまっているセイタカワダチソウの実も無さそうですから。
この林道はかつて大分通い詰めたのでどの辺に何がいるかは大体見当が付きます.
次のベニマシコポイントに向かっていると、2羽のカヤクグリが枯葉をめくって餌探しをしていました。
それにしてもカメラマンに会いません。笑
カヤクグリはこの辺だと夏にもいるので留鳥です。
夏は高山、冬は低山と短く移動したり、本州の寒がりな個体は九州で越冬したりもします。
スズメぐらいの大きさでこの色なので興味ない人にはスズメに見えるでしょう。
嘴で枯葉をかき分け、ミミズや昆虫、雑食なので木の実なども食べます。
何かの実を見つけました。
この個体はドンドン近づいて来て夢中で餌探しをしています。
ピントが合うギリギリの距離まで近づいてきました。
こんな時は素早い動きをせず、音を立てなければ気にはしていても自分の作業を続けてくれます。
既にここはベニマシコのポイントなので、カヤクグリを撮りながらも、ベニマシコの囀りが聞こえないかと、たまに飛ぶときに「ポコポコポコ」と音をさせるので耳を澄ませます。
すると、「ヒッヒッ」と囀りが聞こえました。
ジョウビタキかルリビタキです。
熟練のバーダーは聞き分けられるみたいですが、ジョビとルリの違いは未だ聞き分けられません。
最近、ルリは「ヒッ」より「ピッ」に近いかな?と思い始めていますが・・・・・
若いルリビタキのオスでした。
ルリビタキは3年を超えると鮮やかな瑠璃色になると言われています。
1年目だともっと茶色が多く、メスと見分けるのが難しいぐらいです。この個体は多分2年目でしょう。
綺麗な個体を独り占めです。
落石防止用の網の所では保護色に。笑
少しすると「ポコポコポコ」が聞こえてきました。
写真の真ん中にベニマシコのオスがいます。
離れていても存在感あります。
ベニマシコも独り占めできそうです。
まだ20メートルぐらい離れているのでどう動くか分かりませんし、ここが安全か伺っているので動かず観察します。
そのうち地面に降りて採餌を始めました。
この写真を撮る前、近づいている時に枯れ枝を踏んで音を出してしまい、1羽飛んでしまいました。
若いオスで、この2羽より警戒心が強かったのでしょう。痛恨のミスです。
鳥にいらぬストレスをかけてしまいました。
その後いいところに来てくれました。
枯れたセイタカワダチソウです。
とても鮮やかな紅色のオスです。
メスも同じ枝に。
なんと愛らしい・・・
後ろから飛んできて、すぐ側目の前の枝にとまり、この表情。笑
そしてすこし移動して食事を始めました。
私のいる地域では2019年の台風19号でビオトープが水に浸かったり、この林道もあちこちで土砂崩れが起き、流木が湖に流れ込み、復旧工事に1年以上かかってました。
そのせいで来ていた野鳥が来なくなったりしていましたが、やっと以前に戻りつつあるように感じます。
なかなか楽しい冬を過ごせています。
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