前回見つけたオオルリの巣を2回観察しました。
1日目は山歩き用小さいカメラレンズを持って行っていたのですが、解像度が低いので、1日空けて昨日はメインのカメラレンズ三脚を持ち込みました。
今までと比べると約8キロ増になりますが、最初はやっとこ登っていたこの登山道も、最近は週一もしくは週二で山歩きしているので楽々登っていたのでイケるだろと思ってました。
・・・・・・・・8キロなめてました。笑
ここを歩き始めた頃のように息も絶え絶えに現地に到着しました。笑
そしてカメラをセットし待っていると・・・・・
メスが餌を持ってやって来ました。
続いてオスもやって来ます。
子育てが始まるとオスはあまり縄張り主張の囀りをしません。稀に近くに別のオスが来た時などはしますが、たまに縄張り主張の時とは違う大人しめの囀りをするぐらいです。メスはもともと地鳴きをするぐらいなので周囲に気を配っていないといつ来るか分かりません。
ただ、2回の観察で、オスメス供にとまる枝が分かってきたのでそれほど苦労はしません。
巣に入る前に必ずとまる枝がオスとメスでは異なっています。
オスは巣に向かって右手の枝から、メスは左手の枝から巣に入ります。
わざと違う方向から警戒をしているのでしょうか?
その方が広い範囲を索敵できますね。
ただこの枝は主にオスが使っていますが、どちらもお気に入りのようで・・・
メスも稀に来ます。
この枝の何処にそんなに魅力があるのかは人間には分かりませんが。笑
朝8時頃から給餌が始まり、少なくとも30分に一度くらいはどちらか、たまに同時にやって来ます。
天気が良かったのとメイン機材なので巣に入っても色が出ています。
この写真で4羽の雛が見えますが、全部で5羽いました。
この動画のオスが出た直後をよく見ると5羽いるのが分かると思います。
この時オスが近くにいるのを見逃していて、巣に入ってから気づいたのですが、直後にメスが入り、雛の糞を咥えて出る。そしてオスが近くで囀っているという贅沢な内容になりました。
それにしても一昨日より大きくなっているような気がします。
ちょっと暗いですがこちらが一昨日。餌を欲しがって伸びてる雛の嘴はせいぜい親の胸ぐらいですが、
こちらの昨日の動画だと嘴まで届いています。
それに一昨日は雛の喉下に無かった羽根がうっすら生えているような・・・
巣の中でジッとしている時でも一昨日ははみ出していることは無かったと思うのですが、昨日は嘴や羽根の一部がはみ出していることがありました。
そうなると気になるのが巣立ちです。
抱卵中から観察出来ていれば孵化後何日か分かるので巣立ちもだいたい予想できるのですが、現在孵化後どれくらいか分からないので想像でしかないのですが、来週末頃ではないかと思っています。
週末仕事に勤しんで月曜にまた行ってどのぐらい成長しているかですね。
そういえばミソサザイの方も進展がありました。
やはりメインカメラだと綺麗だなぁ。
10年前発売のサブ機も頑張ってはいますが。笑
私がみつけた5個の巣のうちメスが入っているであろう巣のひとつで雛がいることを確認しました。
雛の姿は見えませんが、メスが雛の糞を咥えて出て行っています。
この時10分おきに3度糞処理をしたので3羽はいるのではないかと思います。
今後こちらも要チェックですね。
そしてミソッチを観察している時に、
この木は先程のミソッチの巣と同じ木なのですが、オオルリのメスが。
子育て観察中のメスかと思いましたが、水浴びして巣とは反対方向に飛び去りました。
オスもいて、飛んでる虫や葉の裏の毛虫など捕って飛び去りましたがやはり巣とは違う方向。
これは観察中の夫妻とは別のカップルのような気がします。
ということは付近にもう一つ巣が・・・・・
いやいや手を広げすぎると必ずしっぺ返しが。
かつてのモンゴル帝国やホリエモンのライブドアのように。笑
今の巣に集中しましょう。
かつてよく行っていた林道のオオルリは、縄張り主張の時は林道側で見掛けていて、繁殖時期になると山の奥に引っ込んでしまって見れなかったのですが、ここは繁殖場所らしいですね。
巣立ちまでオオルリの邪魔をせずに観察したいと思います。
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