前回、オスが抱卵に来ないと危機感を募らせていましたが、父性に目覚めたのかちゃんと(?)抱卵交代に来るようになりました。
彼は何故か、抱卵交代時に餌を持ってきて、巣に座る前に食べます。
パクッと食べてよっこいしょという感じです。笑
たまに卵の様子を確認し、黄身が偏らないように卵を動かすことも忘れません。
ん?
短かった長くなる尾羽が、少し伸びたたような気がします。
そして、囀りも5月末に初めて見掛けた頃より格段に上手くなってきました。
こちらはメス。
見ていると抱卵時間は圧倒的にメスの方が長いです。
時間で言うと、オスは15分程、メスは30分以上です。
私はこのオスは去年生まれた個体だと思うっているので、それなら初めての繁殖ですから手探り状態だからかなと思っています。
このペア、サンコウチョウのオス最大の特徴である長いはずの尾羽が短いので、最初は区別するのが大変でした。
こちらは去年撮ったものですが、2歳以降はこのぐらい長いのです。
なので、今はアイリングと嘴の色の濃さで見分けています。
写真の露出の違いもありますが、オスの方がブルーが濃くはっきり見えます。
ただこのメス、メスの中ではブルーが濃い方なんですよね。笑
だから最初は見分けるのが難しかったです。しかもこのメス、囀るし。笑
最近は裸眼でも見分けられるようになりましたが。
ともあれ、交代で抱卵するようになって一安心です。何事も無ければ来週の半ば頃には孵化しそうです。
この日の朝、駐車場でチョウを見掛けました。
姿形はモンシロチョウやモンキチョウみたいで、大きさはアゲハチョウぐらいで白ベースに黒いスジというチョウで、都市部や里山付近だと、
こちらのアカボシゴマダラが一般的です。
都市部の公園などでも見掛けます。
ですが今朝見掛けたのは・・・・・
なんと、渡りをするチョウ、アサギマダラでした。
この蝶は、春~夏の間は本州の高地にいて、冬になると八重山諸島や台湾に渡り越冬します。
私は霧ヶ峰や乗鞍などで見たことがありますが、ここでは初めてです。
天気が良かったので、うっすら浅葱色も捉えることができました。
写真に撮ると白く写ってしまうことが多いのです。
地元の知人の話では昔は結構いたということなので、数は少ないがこの付近には来ているようですね。
それにしてもサンコウチョウ夫妻の抱卵が軌道に乗ったようなので一安心です。
これでゆっくり眠れます。笑
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