業務連絡、業務連絡、昨日は巣立ちませんでした。笑
2日間様子を見に行けなくて昨日行ったのですが、森ではセミが鳴きはじめました。
そして、雛たちはというと・・・・・
結構大きくなっていました。
左が昨日、右が29日です。
巣から出ている部分が多くなっていて、すっすら羽根が生えてきているのが分かります。
そしてサンコウチョウ夫妻も給餌の精が出ます。
オスがメスを大好きなので、一度はこんな風に仲睦まじい姿が見れます。笑
まだ胸のあたりの羽根が生えていない個体もいる様です。
雛を大きくしてみました。
もう目が開いていて、頭にもポヤポヤと羽根が見え始めています。
そして目の後ろの開いている穴は耳です。
成長するにしたがい羽根で隠れてしまうので、普段は見えませんが、インコや文鳥など鳥を飼ったことがある方は、水浴び後などに見たことるかも。
この日、8時ごろまでは活発に給餌作業をしていたのですが、8時を過ぎたあたりから10時頃まで来ませんでした。
近くで地鳴きをしているのですが、夫婦の会話の地鳴きとは違う鳴き方なので、巣立ちを促しているのかとも思いました。
というのは、サンコウチョウはほぼ飛べないような状態で巣立つからです。
巣から飛ぶというよりは落ちるといった感じで巣立つのです。笑
暫く観察を続けて、給餌に来ないのは気温が上がり虫が動かなくなったからでは?と想像しました。
森の中に潜んでいる私の廻りをウザいぐらいに飛んでいた蚊やクロメマトイも来なくなっていました。
地鳴きについてはハッキリと回答をみつけました。
原因は侵入者でした。
右がヒヨドリの幼鳥、左がメジロファミリーです。
1羽が親鳥、2羽が雛です。
写っていない個体もいますが、成鳥2羽、幼鳥3羽の大所帯です。
ヒヨドリの幼鳥は一度サンコウチョウの巣の側に来て、メスに追い掛けまわされて、それ以降は来ませんでした。
メジロファミリーの方は、幼鳥がまだうまく飛べないのか、サンコウチョウの警戒区域にとどまったままでした。
幼鳥だけならそんなに警戒しないのでしょうが、たまに親が餌を運んでくるのでサンコウチョウ夫妻もピリピリして威嚇の地鳴きをしていたようです。
オスよりもメスはとても警戒していました。冠羽を立て、尾羽を広げて地鳴きをします。
しかしヒヨドリには突っかかって行ったのににメジロに威嚇の地鳴きだけで突進はしません。
メジロは小さいこともありそれ程警戒していないのかもしれません。
観察途中、キビタキの幼鳥が側に来ました。
同じ場所なので、以前載せたキビタキのの幼鳥だと思われます。
あの時の親と思われるキビタキは雛も親離れして、頭上で元気に囀っています。
久々に親子が再開したかもしれません。
2022年のサンコウチョウの巣の観察もいよいよクライマックスに近づいてきました。
今日、今この瞬間にも巣立っている可能性はありますが、そうだとしても全羽ではない気がします。
週明けから梅雨の戻りなんて予報も出ていますが全羽無事に巣立ちますように。
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