アオバズクとツミとムクドリの繁殖

こちらのブログでは2020年の7月から8月頃の投稿でアオバズクとツミに関しての投稿をした神社に行ってきました。

クルマは神社の駐車場は台数が少ないので、近くの河川敷に止めます。

この河川敷にはササゴイやカワセミ、オナガなどがいます。

神社に向かおうとしたら、けたたましいオナガの囀りが。

幼鳥を連れた群れでした。

この個体は尾が短く顔の黒色がハッキリしていないので幼鳥だと思います。



河川敷からは歩いて数分です。

神社に着いてお参りしようと手水舎に行くと、

花手水(はなちょうず)で飾られていました。

こちらの神社の御神木でずいぶん前からアオバズクが繁殖していて、私も2019年ころから通っています。

しかし樹齢800年といわれる御神木のケヤキは、素人目にもだいぶ弱っているように見えていて、2021の冬の間にかなり大掛かりな枝の伐採作業が行われて、そのせいか去年の夏はアオバズクはここでの繁殖はしませんでした。


今年はどうかな?と様子を見に行くと、顔見知りの自治会の方がいたので話を聞いてみると、「2~3日前に抱卵終わってメスが巣から出てきたよ。」とのこと。

アオバズクはメスだけが抱卵し、その間オスはメスへの餌運びと、外敵への警戒を行います。

御神木は今年の冬にも2トンの伐採を行ったらしく、更に弱っているようでした。

アオバズクは隣の少し小ぶりの時期御神木と思われるケヤキで営巣しているようでした。

フクロウの仲間は大抵夜行性なので昼間はあまり動きません。

目を閉じてますね。

巣がある洞の側にいるのでメスのような気がします。

木の側で自治会の方と喋っていたのがうるさかったのか、「うるせーな!こっちは夜通し餌運びして眠いんだよ!」とばかりに睨まれました。

すいません。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


こちらでは毎年ツミという小型のタカも繁殖しているのですが、今年は巣作り途中に巣をカラスに奪われたようで、河川敷で繁殖したらしいです。

ただこの境内はそれ程広くない敷地なのですが、獲物が多いので狩りには来ていました。

こちらの境内、アオバズク、ツミ、ハト、カラス、ムクドリ、カルガモなどが繁殖しています。


今年はツミが別の場所で繁殖しているので、ハトとムクドリはいつもより羽を伸ばしているようです。笑

アオバズクの巣があるすぐ下の神楽殿の屋根の巣。

こちらの神楽殿には、かつて美空ひばりさんを呼ぼうとしたが、予算が合わなくて呼べなかったという逸話があるらしいです。笑

ここ以外にも御神木に2カ所など私が見つけただけでも敷地内の5カ所で繁殖していました。


ここが一番近くで見れるので観察していると、1羽の雛が巣立ちました。

巣立つ時は前もって言ってよぉ~。写真撮れなかったよ・・・笑

目の上に飛び出ている漫画やアニメで言う所の「アホ毛」がキュートです。

親鳥に誘導されて安全な場所に移動していきます。

餌を与えながら木の上に誘導しているようです。

いや~可愛いっすね。愛らしいすっね。

ここからは木に飛び移れそうなのですが、突然私に向かって、

「そこのおじさん、腹減った、腹減った、なんかちょうだい!」と。笑

「いや、君の親じゃないし・・・それに毛虫とか触りたくないんだけど・・・」と思っていると。

「チッ!つかえねージジィ・・・」みたいな顔されました。笑

私が悪いのでしょうか・・・・・笑




多分どこの神社でもだと思いますが、神社のしきたりやルールを守らない輩がいるので、

こんな張り紙が。

去年はアオバズクが繁殖しなかったので、人も少なかったのですが、一昨年はかなりのカメラマンが来ていました。

神社に来ていてお参りもしない、参道に立ち入るのに一礼しない、挙句の果ては参道に三脚立てるバカもいました。

何度も、神社の世話役や自治会の方々が注意をしているのを見ました。

寺社仏閣で撮影するなら、まず寺や神社について勉強し、そこでの最低限のマナーやしきたりには従いましょうよと思います。

宗教上や思想の関係で従えないなら、撮影はおろか敷地内に入るべきではないと思います。

昨今、鉄道カメラマンがあちこちで問題行動をしているのが報道されますが、見ているとそれらは若年者に多い気がします。鉄道カメラマンは10代20代も多くいるらしいので、ガキならやってもある程度仕方ない所もあると思いますが、野鳥カメラマンは私含めいい歳のジジィババァが殆どなので、同じ趣味を嗜むものとしてこの張り紙はホントに恥ずかしいかぎりです。





zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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