沼の初夏(カイツブリ、ヨシゴイ以外)

カイツブリとヨシゴイが絶賛繁殖中の沼では、他の野鳥も狩りや、繁殖をしています。


朝一に現れたのは、ゴイサギです。

一応夜行性なので、夜間に沼周辺で食事をして、ねぐらに戻る所だと思います。

一応渡りはしますが・・・・・一応ばかりですが基本、本州西、南では留鳥で、夏に本州から北海道に渡って繁殖するグループがいたり、冬に九州や八重山諸島に渡り越冬するグループもいて、関東では冬に現れる場所もあれば、夏になると現れる場所があるということで、個体差が大きいようです。

夜行性に関しても、昼間に狩りしている姿を見掛けますし、幼鳥などは昼間だろうが精力的に動き回っています。こちらも個体差があるのかもしれません。



ツバメは近くの家の軒下で子育て中です。

電線に幼鳥がとまっていました。

もう親から餌をもらっていないので、最初の繁殖(1番子)の幼鳥だと思います。

顔半分下の茶色が薄いので幼鳥だと分かります。

ツバメは4月頃来てすぐに繁殖に入り、ここでは今は2度目の繁殖(2番子)の雛に巣でえ給餌中です。



初夏にニュースなどでもカルガモ親子の移動が話題になりますが、ここにも10羽以上の幼鳥を連れたカルガモが居ました。

雛たちはもうだいぶ大きくなっていますね。



かつてはこの沼の近くで繁殖していて、春から夏にかなりの数のコアジサシがいたのですが、2~3年前から繁殖場所を変えたらしく、最近では数羽が狩りに現れるぐらいになってしまいました。

コアジサシは飛びながら水中の魚の動きを見て水に飛び込み、魚を捕らえます。

私も一昨年ぐらいまでは夏には必ず撮影し、ブログにも上げていました。



カイツブリの親子を撮影中に、すぐ側でウチワヤンマが産卵を始めました。

身体の後方にうちわみたいなのが付いています。

見た目がヤンマ科に似ているから、ヤンマと名付けたものの、後に遺伝的にヤンマ科ではないと分かったらしいです。

他に私の好きなチョウトンボも飛んでいたのですが、ちゃんと撮影出来ませんでした。

飛んでる昆虫の撮影はホントに難しいです。




他にもダイサギやコサギ、アオサギ、カワウなども休憩や食事をしにこの沼に来ています。

この素晴らしい環境を維持していきたいですね。



zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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