昨日また、アオバズク一家の観察をしてきました。
5時から13時までガッツリ観察してきました。
サンコウチョウの巣を観察していた最後の頃、ニイニイゼミが鳴き始めていて、そろそろ夏だなと思っていましたが、今はミンミンゼミが全盛ですっかり夏です。
前回より低い枝にとまっていますが、前被りが多く撮影はシビアでした。
ですが、暑さのせいと、撮影が厳しいせいでカメラマンが少なく、私としては好都合でした。
来ても、「いい写真撮れねーな。」と早々に引き上げる人が殆どでした。
いい写真撮れるかどうかは被写体より本人次第なのですが・・・
私はあっさり撮れるより、いいアングル探したり、少しでも被りが少なくなるように数センチ単位で撮影位置変えたりして、苦労して撮影した方が楽しいし、撮れなくても生態を観察出来るので楽しいです。
動画中の左から、雛、雛、メス親、雛、オス親だと思います。
一番左の雛はここからだと葉に隠れてしまっていて尾羽と脚しか見えませんでした。
だと思うと断定できないのは、オスとメスの見分けが難しいからです。
経験と通説上猛禽類の場合メスの方が大きい傾向にあるので、一番右端にいるのがオスではないかな?と思います。
成鳥と雛の違いは、模様がハッキリしているか曖昧かなので、これは一目瞭然ですね。
観察していての感想なのですが、一番左の雛が一番早く孵化したのではないかと思っています。
この子ですね。
ここから全く動かず、ピンポイントでこの位置からしか撮影出来ませんでした。(右隣に別の雛が見えます。)
しかも前面の葉が被っているという。笑
まぁこれはこれでソフトフォーカス掛けたような雰囲気に仕上がっているのでいいかなと思います。
観察していると、この枝に顔を載せて伏せているようなポーズを他の雛もやっていました。
この雛はオッサンを睨んでる?笑
この雛はさらに首を傾げています。
もうね、こんなの見せられたらオッサンはキュンキュンしてしまいますよ。笑
このポーズ私は以前にも見たことがあって、アオバズクの雛はみんなやるものだと思っていたのですが、ネットで探してもこのポーズの写真見つからないんですよね。
ここの個体特有なのかな?
そして前回撮りたくて撮れなかった親子のイチャイチャも撮れました。
うるさいほどにミンミンゼミが。笑
こちらは、パパと雛です。
羽繕いしてもらったら、パパにもお返し。
こちらはママと雛。
やはりママにもお返し。
アオバズクは基本夜行性ですが、午前中の早い時間だと多少動いたり羽繕いをしています。
その頃一番端の雛はというと・・・
おおあくびです。笑
以前、雛どうしで羽繕いしあっているのも見たことあるので、一方的に羽繕いするのではなく、「し合う」というのが、大事なコミュニケーションの一つなのかもしれません。
ホントにアオバズク親子は見ていて飽きません。
楽しいのでニヤニヤしながら撮影していると・・・
「パパあのおっさんニヤニヤしてるよ。」
「何されるか分からないから見ちゃダメだよ。」
とでも思っているのでしょうか。笑
「ママ、あのオッサンキモいね。」
「ほんとねぇ。キモいわねぇ。」
ママ、メッチャ蔑んだ目つきに感じるのですが。笑
来週早々にもう一度行こうと思っていますが、例年ですと、一家はそろそろ渡りの準備に向けここを離れるころです。
どうかまだいますように。
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