アオバズクは移動していました。

今週初めにアオバズク一家の様子を見に行きました。

既に他の場所に移動していました。

先週私がいった次の日というか、その日の夜に移動したようです。

相変わらず美しい花手水。

境内ではまだまだセミが鳴いていて、ミンミンゼミに加えて、ツクツクボウシやアブラゼミの鳴き声も聞こえます。

産卵などで地面に降りたり、弱っていると昼間はハチの餌食になります。

アオバズクの餌となるセミは沢山いるのに何故移動するのか?

少し調べてみましたが、アオバズクの渡りに関してあまり情報がないのですが、普通に考えたら渡りの準備で何処かに集合しているのだと思います。

京都の野鳥の会のデータの月別の囀り回数を見ると、8月になると極端に減っているので、8月中には渡りを開始するのではないかと思います。

お参りして移動することにしました。



毎年カワセミの繁殖を観察している池に行ってみました。

綺麗なユウゲショウが咲いていました。

今年は、巣作り、求愛給餌、交尾までしていながら、そこの巣での繁殖を止めてしまったので気にはなっていたのです。

その後私は、オオルリやミソサザイ、サンコウチョウなどに現を抜かしてしまったのです。笑

予め、鳥友さんと知人の方からカワセミが3~4羽いるよと聞いていたので、何処か違う場所で繁殖したんだなとは思っていました。


ここは一昨年までササゴイも繁殖していたのですが、一昨年の冬に繁殖に使っていた木を剪定したら、昨年から繁殖しなくなりました。

ここはカワウの休憩場所だったり、コサギ、ダイサギのねぐらにもなっているようで、糞害が酷いので剪定もやむを得なかったのではないでしょうか。

この日もカワウは多数、水浴びをしたり、羽根を休めたりしていました。



ゴイサギの若が沢山いました。

背中の星模様からホシゴイとも呼ばれています。

江戸時代頃は違う種だと思われていたみたいです。

ゴイサギはここでは繁殖しないのに、若はよく見掛けます。

昼間はほぼここにいるので、ねぐらとして使っているようです。

この個体は羽根色が成鳥に見えますが、1歳未満の若鳥です。

色が薄く、完全な成長の色にはなっていないようなので。

数えみて見ると10羽ぐらいはいました。

成鳥は見えませんでしたが、奥の方で寝ているのかもしれません。

昼間に狩りなどする個体もたまにいますが、一応夜行性なので。



池の周りを歩いていると、なんとコガモがいました。

コガモは日本では冬鳥で、日本に来るのは東アジアや南アジアで繁殖しているグループらしいです。

渡り鳥の中でも一番早く来て一番最後に帰ることで有名ですが、流石にまだ来てないと思うので越夏した個体だと思います。

ホントは繁殖地がホームなのですが、コガモは3月末頃から10月初め頃までいるので、繁殖していなくてもいる時間は長いです。



ムクドリの群れもいて、アカメガシワ(?)の実を食べていました。

この時期のムクドリの群れには自分で餌を食べられるようになっている若が混じっていて、「コムクドリか!?」と騙されます。笑

コムクドリは夏鳥で日本で繁殖しますが、ムクドリの群れに混ざっていることがよくあります。



カワセミも健在でした。

こちらは胸の羽根色など見ると若にも見えますが、成鳥のオスだと思います。

この時期のカワセミはオスメス供に、羽根の色はくすんだ感じになってしかもボロボロということが多いです。

子育てで自分より雛の栄養を重視しているし、巣穴が土の中なので、掘るにしても雛への給餌にしても身体が土や石などで擦れるからです。

若がいました。

私が観察止めた後に何処かで子作りしていたのですね。

良かったです。

こちらの個体のように身体全体、ブルーの部分まで茶色が混ざていると若だとすぐに分かります。

カワセミのメスは下嘴の裏が赤いのが特徴なんですが、若のうちは下嘴の根元が赤くなるオスもいるので、この時点では人間には雌雄は分かりません。

こちらも今年生まれの若のようです。

人で言う頬の横の白い模様が上の個体と違うような気がするので、別個体ではないかと思います。

因みに私は、親離れする前は雛、してからは若と区別しています。

成鳥のオスがサクラの木に。

この池の遊歩道にはサクラの木が植えてあるのですが、今までサクラの木にとまっているのを見たことがありませんでした。

枝が池に張り出してはいないので、狩りの足場に出来ないからだろうと思います。

ですが、コロナ禍で市の予算の関係か、ここ2年ぐらいあまり桜の手入れをしていないようで、枝が伸びてきているのです。

小一時間の間に2~3回ここにとまったし、ここから飛び込んでもいるので、春に桜の花とのコラボを期待したいです。

この写真のバックの緑の部分もサクラなので、とまっている木に花が咲いていて、バックもサクラの花で薄ピンク色、想像するだけで春が待ち遠しいです。笑

今回、10年以上前に製造された小さいカメラで撮りましたが、レンズは最近のなので写りはなかなかです。

ズームレンズも持っているのですが、こういう丸いボケが出ないので、少し不便ですが単焦点レンズが好きです。

他にも、コゲラがいて、ハシブトガラスに雛がいて、シジュウカラやエナガも若を連れていました。

ササゴイが繁殖しなくなったのは残念ですが、他の鳥達はみな健在のようで安心しました。




今、盆休み中でこの間は暑いし、何処に行っても混んでいるだろうから、家で他の趣味に没頭しようかと思っています。





zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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