秋の鳥見にむけて準備

それ程大袈裟なものでもないですが、毎年この時期夏鳥は、渡りの準備の為に繁殖地を離れ仲間と「何処か」で合流します。

そして冬鳥はまだ来ていないので、一時的に鳥が少なめになります。


私は、2月頃から8月頃まであまり動かない場面を撮ることが多く、冬は飛んでる場面や、餌を獲るために水に飛び込む場面を撮ることが多いため、この時期にリハビリをします。笑

目を動くものに慣らすというか、動いている鳥を撮るカンを思い出すというか・・・

若い人は大丈夫かもしれませんが、50過ぎのオッサンはリハビリしないとすぐに対応できません。笑



カワウです。

池のほとりで飛ぶ鳥がいたら撮影します。

コサギです。

上のカワウは正面から飛んできているのでいいのですが、こちらの写真は左から飛んできましたが、気付いてカメラを向けるのが遅れているので、やや後ろからの撮影になってしまっています。

逆光で羽根が透ける写真は好きです。

羽根の並び方などよく見えますね。

その後木にとまったのですが、こちらは撮影位置が悪くやはり後ろからの撮影になっています。

もう少し左寄りにいれば上の写真も真横か前よりから撮れて、この写真ももう少し顔がよく映ったのではないかと思います。

撮影位置は運もありますが、観察していれば何処にとまるか分かる場合もあるので、撮影者の技量でもあります。



カワウです。

水に浮いている鳥は助走せずに飛ぶ鳥と、カワウやカイツブリなどのように水面を走るように助走をつけて飛ぶ鳥がいます。

個人的に「水面(みなも)ダッシュ」と呼んでいます。笑

こちらは、水面に浮いている時から見ていて、走るのが分かっていたので余裕をもって撮影しています。

カイツブリです。

カワウはカルモぐらいか少し大きいぐらいで、カイツブリはスズメぐらいなので、とっかかりのピント合わせに時間が掛かったせいで、やや後ろかの撮影になってしまっています。

カイツブリの若です。

成鳥と離れていたので、既に親離れしているようです。

ここで若を見たのは初めてなので、少しびっくりしました。

ここで繁殖した様子はないのですが・・・



目の前をパイセンことアオサギが糞をしながら飛んでくれました。

ピントも気持ちいいほどあっているので(笑)嘴の質感や脚の網目模様も分かるほどです。

アオサギはよく「ギャー、グワァー」などと文句を言いながら飛んでいてます。笑

この日5羽ぐらいのアオサギが木で休んでいたのですが、そのうちの2羽が若でした。

手前が若です。

こちらは成鳥です。

上の若と比べると頭などが黒いのが分かります。



カルガモです。

着水直前なのですが、ピントが脚に合っていて顔の辺りはピントが甘いです。

こちらの写真はトリミングしていますが、ファインダーの正面に顔が無かったからです。

着水時の写真は眼にピントがきています。

2羽で飛んできていて、上の写真の直前までどちらを撮るか迷っていたのでピントが甘かったのだと思います。



久々にゴイサギの成鳥を見ました。

やはり綺麗ですね。

もちろん若(通称ホシゴイ)もいました。

とても同じ種とは思えませんね。笑

いいとこにホシゴイが出てきたと撮影始めたのですが、途中で違和感かんじて、すぐに撮った写真をよく見直したらゴイサギの若ではなくササゴイの若でした。

目の色や嘴の形、色が違います。

以前はこちらで繁殖していましたが、繁殖の木が大幅に剪定されて、ここで繁殖しなくなりました。

しかし若がいるということは、ここに近い場所で繁殖したということです。

次に行ったら、使い終わった巣を探してみようかと思います。



もちろんカワセミも健在です。

こちらは若。

小さめの魚を獲っていました。

獲物は小さいですが、成功率は高かったです。

何度か飛び込んで、ブルブル。

人がくしゃみをする前の顔が、どんなイケメンや美女でも変顔になるように、ブルブル中のカワセミも大概少し嘴開けて、変な顔になっています。笑

何度か飛び込みを狙いましたが、距離があったり、飛び込むのが上の写真のような柵際だったので、いい写真が撮れませんでした。




カメラや三脚の掃除、整備も済んで、こちらの準備はバッチリです。

冬鳥のみなさん、いつ来てもいいですよ。笑





zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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