冬鳥がやってきました。

10月になり気温が下がってきました。

よく行く池に様子を見に行った所、3種のカモ類が来ていました。

コガモ。

カモ類に限らず、渡り鳥の中でも一番早く来て、一番最後に帰るという印象です。


今年この池で、1羽だけ越夏した個体が居ました。

コガモの場合、9月から5月頃までいる個体も多いので、日本で繁殖すればいいのにと思いますが。笑


みんな同じような色ですが、多分真ん中にいるのがオスではないかと思います。

鳥類にありがちで、カモ類もオスの方が派手な色をしている種が多いのですが、一部のカモ類のオスは、繁殖期が終わったこの時期、一時的にメスのような色になります。

その状態をエクリプスというのですが、渡り鳥の場合、エクリプスの状態で来てこちらで元の羽根色になります。

ちなみに、

過去の写真ですが、うしろがメスで羽根色はほとんど変わりません、そして、手前が羽根が生え変わったコガモのオスです。

12月頃にはこんな色に変わります。


オナガガモ。

こちらも、左がオスで右がメスではないかと。

オナガガモもオスはこんな色になります。


ヒドリガモ。

真ん中がオスだと思います。

こうなります。

もう同じ種だと思えませんよね。笑

この時期に限らないのですが、カモ類とシギ類の同定(種名を調べる行為)は頭を悩ませることが多いです。

シギ類よりはカモ類の方がまだましですが。

シギ類はホントに羽根色が似通っていますから。

この時期のカモ類はの同定は、色の変わらないメスと、オスでも嘴の色、形は変わらないので、そこで判断できます。




余所者が増えてきたので存在感をアピールしていたモズのメス。

モズは3羽程いて、うるさいぐらいに囀っていました。笑




相変わらず、ホシゴイことゴイサギの若鳥がいました。

近くに、カワウが来て少しブルーな気分のホシゴイ。笑

病院の待合室で、隣にいかにもガサツそうな人が来た時のような顔してます。

個人的にカワウはデリカシーが無い印象です。笑

水浴びもバッシャバシャやるし、水浴び後のブルブルもまるで周りへの配慮が感じられません。笑

ゴイサギの成鳥もいました。

ゴイサギは基本夜行性なので、成鳥は見えない所で休んでいることが多いのですが、この個体は小一時間ここで羽繕いしていました。

就寝前のストレッチでしょうか。笑

この個体も成鳥は成鳥ですが、まだ若そうですね。

上の個体は濃いグレーと薄いグレー、白がハッキリ分かれていますが、この個体はその辺が曖昧なので若いのではないかと思います。




カワセミも健在です。オスですね。

繁殖の疲れもとれてきたようです。

少し羽根も抜け替わったのか、真夏頃より綺麗になってきましたね。

こちらは今年生まれのメスのようです。

カワセミのメスは嘴の下が赤くなっているのが特徴です。

お腹と背中の羽根に黒っぽいのが混ざっているので若いのでは?と。

カワセミがよくとまる所にペリット(鳥が食べて、消化されずに口から吐き出されたもの)があったのでバラしてみました。

魚の小骨のような物がありました。当然か。





コサギ。

カワセミだけじゃなく、君もそこにとまるか。笑

カルガモ。

えっ?あなた達も!?

とてもリラックスできててるように見えないんですけど。笑




ダイサギと夜店のカメこと、ミシシッピアカミミガメ。

ダイサギで体長90センチ程なので、このカメ結構でかいです。

この池には50センチオーバーのスッポンがいるので、それと比べたらまだまだですね。

センパイことアオサギ。

野鳥好きからアオサギ先輩と呼ばれるだけあって、流石の貫禄です。笑




カイツブリ。

地元の方にお聞きしましたが、今年はこちらの池で繁殖したみたいです。

私がここに通いだして初めてです。

巣を作り、交尾までしてて止めたのを見たことはありますが。

来年も期待できます。




鳥以外にも

ミドリヒョウモン?

チョウの中でも好きなほうです。

ヤマトシジミ。

アイノコセンダングサ(所謂ひっつき虫系の植物)の蜜を吸っています。

キチョウ。

私個人的は、あまり見かけないです。

モンキチョウはよく見るのですが。

貴重という訳ではないようですが・・・・・笑

アイノコセンダングサの分布拡大戦略にまんまとしてやられた、ホモサピエンス。笑





2016年の9月から本格的に始めた鳥見も7年目に入りました。

年を追うごとに楽しくなってきています。

この先どうなってしまうのか怖いぐらいです。笑

zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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