タカの渡りリベンジ 主にタカ以外の鳥達編

毎年お世話になっているタカ見広場ですがの展望はこんな感じです。

去年まで、広場前方のカラマツが大きく成長していて丸山が見えない状態でしたが、今年の渡りシーズン前に伐採したそうです。もちろん行政の許可を得てです。

前々回のブログの山肌を飛ぶ様子や、サシバがカラ松にとまった写真などは去年なら撮れていなかったでしょう。

駐車場から私のようなあまり山歩きしない人で、白樺林を約20分登ります。

途中には、

毒のあるベニテングタケや食用のキノコが生えています。

キノコや山菜狩りの方も見掛けます。

タカ見広場には、

アキノキリンソウや、

ウツボグサや今年行った時には旬ではないようでしたが、ノアザミなどが咲いています。



今年、アサギマダラの渡り時期に遭遇出来た様で、今までに無く多くのアサギマダラが見れました。

ここに載せる写真は小さくリサイズし、画質を落としていますが、実際の写真は綺麗な浅葱色が出ています。

姿はモンシロチョウやモンキチョウのような感じですが、大きさはアゲハチョウぐらいはあります。

今年は見れませんでしたが、運が良ければ高山に生息するクジャクチョウも見れます。

数年前の写真ですが、とても綺麗なチョウです。今まで2度ほど見たことがあります。



前回紹介し忘れましたが、タカ類だと、ツミ、ハイタカ、ノスリの他に

チゴハヤブサもここを使って渡ります。

9月の25日、26日に行ったのですが、2日間の信州ワシタカ類渡り調査研究グループのサイトを見てもチゴハヤブサが通過したという記載がないので、長年ここでワシタカ類を観察している人達が見逃したチゴハヤブサを撮っていたということになります。

フッフッフッ・・・・・私も遂にここまで上り詰めたか・・・・・笑



猛禽類以外の鳥だと、留鳥のアカゲラや、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、

アオバト、

ホシガラスなどがいます。

アオバトとホシガラスは全くいい写真じゃありませんが・・・

アオバトはこちらを・・・



そしてタカ以外の渡り鳥もここをルートに使ているようで、

恐らくノビタキ。ちょっと遠かったです。

もっと近づいて撮れよとお思いでしょう。

近付こうと思えば近づけるのですが、早朝などのいつサシバやハチクマが飛び立つか分からない時間帯は、持ち場を離れることが出来ないのです。笑

胸にうっすら斑紋が見えるので、サメビタキでしょうか。

こちらも上記と同じ理由で遠い写真です。

本職、任務に集中しております。笑

こちらはコサメビタキ。

私がいたすぐ近くの白樺にとまってくれました。

ヒタキ類は目がクリクリしていて、とても愛らしいです。



前々回のブログにも書きましたが、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ハリオアマツバメなどが渡って行きます。

今回ハリオアマツバメの渡り時期にも遭遇出来た様で、沢山渡って行きました。

タカ見広場上空に来て、数羽の群れで旋回していました。

現場では、タカ達と同じように上昇気流を利用して旋回しながら高度を上げているものだとばかり思っていましたが、家で撮った写真を見ているうちに、そうではないことに気付きました。

なんと、空中で虫を食べていたのです。

ハリオアマツバメの左側の光って移っているのが虫です。

口を開けて食べようとしています。

この写真だけならたまたまということもありますが、

こちらの写真の方が分かり易いですね。

この写真には沢山の虫が白く光って写っています。

こういう発見をした時はホントにうれしいです。

思わず、「あ"ぁーーー!!」って声が出ました。笑

光の辺りかたによって見える、綺麗な羽根色も写すことが出来ました。

来年はハリオアマツバメの繁殖地にも行ってみたいです。




今年は分かり易い動きをする台風と、同じく分かり易い気圧配置のお陰で最大飛来数の日に立ち会うことが出来ました。

年齢を重ねるごとに「自分思い通りにならないこと」が少なくなってきてますが、鳥見に関しては、どれだけ調べて、どれだけ情報集めて、どれだけ高い機材買っても、「今日いたから明日もいるとは限らない」ところが面白い所です。

鳥達に翻弄されると、その場ではガックリきますが、「やるなコイツめ・・・」と憎らしく思う反面、楽しくもなります。

やめられません。笑



zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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