先月はカモ類の主に採食中の動画がいくつか撮れました。
まずはキンクロハジロ。
ハジロ属のカモ類に多いような気がしますが、潜るタイプです。
基本雑食ですが、水生昆虫や小型の魚類を食べるからではないかと思います。
途中で聞こえているのはオオバンの警戒(?)の囀りです。
ホシハジロも潜ります。キンクロハジロと食性も似ていて魚類も食べます。
ハシブトガラスが鳴いていますね。
マガモです。
雑食で水草や種子、貝などを食べますが、魚や水生昆虫などを獲ることはないようです。
動物食は動かないものをたべるということでしょうか。
だとすると死んで水面に落ちた昆虫や、死んだ魚なども食べるのかもしれませんね。
今度観察したいですね。
浅い所では逆立ちして底の方の草などを食べたり、落ちているドングリなどを食べることもあります。カルガモもやってますね。
私は、「犬神家の一族スタイル」と呼んでいます。笑
ハシビロガモは、種子、プランクトン、昆虫、軟体動物、魚類などを食べていますが、採食中の最大の特徴はこの動画のように水面に嘴を付けながら移動することです。
水を飲み、嘴に付いている櫛状の器官で小さな種子やプランクトンを濾し、水だけ吐き出します。
私は「クジラ根こそぎタイプ」と呼んでいます。
同じカモ類でも微妙な食性の違いで行動パターンが変わるというのはおもしろいです。
一昨年ぐらいまでは鳥見で出会った人たちの情報や、ネットなどで検索して迷鳥情報を元に出掛けたりもしていましたが、今ではグーグルマップの衛星写真などで辺りを付けたり、クルマで走っていてあそこにはあの鳥がいそうだなと思ったらその辺を歩いてみたりして、珍しい鳥ではなくても自分で発見するのが楽しいです。
鳥見をはじめて9月で丸6年になりやっと自分なりの楽しみ方が分かってきたような気がします。
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