例の里山と湖付近には他にも冬に通う場所があって、昨日様子見に行ってきました。
まずは湖の駐車場で朝食です。
私は数年前にピロリ菌が原因の胃潰瘍を患って、治療と除菌をしてから胃が快調で、1年を通して食欲が無くなるということはなくて、朝たっぷり、昼そこそこ、夜は炭水化物は食べずに肉か魚と野菜という感じです。
出掛けた時は、朝はコンビニの牛丼やカレーなどガッツリ食べ、10時頃菓子パンやクッキーなどを、昼はおにぎりとお惣菜を食べます。
昨日は今年最後の満月だったのですが、家から写真を撮ろうとしたら、窓がない方角でした。笑
なので、駐車場でサブ機で撮りました。
まだ裏地無しのアウターを着ていたので、寒かったです。
次からはもう裏地有を着ます。笑
日が昇ったので、里山と湖を歩きました。
前回来た時に始まった工事が本格化していて、遊歩道が一部通行止めになっていました。湖にはマガモとコガモ、カイツブリ、オオバン、カワウがいました。
ハシビロガモは何処かに移動したようでした。
里山ではアオジが近くに来てくれました。
メスです。
ここにだいぶ慣れてきたようですね。
しゃがんだまま近づいたら、7~8メートルまで許してくれました。笑
今回は他にも行く場所があるので、8時頃に湖を後にしました。
クルマで10分程の河川敷に移動しました。
かなり広大な葦原が広がっていて、小鳥や猛禽類が集まってきます。
以前、コミミズクがいたのはここです。
今年の2月頃にベニマシコを撮ったのもここです。
クルマを停めてしばらく観察していると、
カワラヒワの群れが。
カワラヒワは留鳥で、夏の終わりころなどに種を食べるためにひまわりに群がっています。
ツグミも沢山いました。渡り鳥です。
雑食で、公園などでは落ち葉を嘴で豪快にめくりあげて、ミミズや木の実などを探しているのが見れます。
ここではよく見かけるノスリ。
北海道や東北の個体は、国内の南に移動します。関東だと、留鳥と移動してきた個体が混ざっているかのしれません。
関東の個体も寒がりはもっと南に移動する個体もいます。
他にはハイタカとハヤブサが飛んでいるのを見ました。
小鳥だと、ホオジロ、シジュウカラ、ヒヨドリなどです。
昼近くなって、遂にあの鳥が出て来てくれました。
ベニマシコ夫妻です。
まだ警戒心が強く、この写真で40メートル離れています。
ベニマシコはスズメぐらいの大きさなので、最低でも20メートル、それ以内で撮りたいところですが今の時期は仕方ないでしょう。
年明けごろにはもっと近くで撮らせてくれるでしょう。
まだ葦原の中にこういったセイタカワダチソウや、その他の植物の種など食べ物があるので、葦原からあまり出てきません。
生っている木の実を食べに来るというのは、小鳥のとってはリスキーなので、留鳥のカワラヒワでさえ高い木の実しか食べていないので、渡って来て間もない鳥ならなおさらです。
鳥達の好きなアキニレの実も美味しそうに実っているので、慣れてきて食料が少なくなれば食べに出てくるでしょう。
ベニマシコがいるのを確認できたので次の場所に移動します。
更にクルマで30分程の民間の飛行場です。
この飛行場はセスナ機での遊覧飛行をやっていたり、個人機の駐機場として利用することも出来ます。
河川敷にあり、自治体から経営者が土地を借りて運営しているのでしょう。
飛行場なら公用性もありますし。
ここには毎年タゲリという鳥が越冬しに来ます。
これは去年撮ったものですが、こんなに特徴的な鳥です。大きさもハトぐらいあるので飛んでる姿は迫力があります。
こんな風貌ですが、チドリ目なので、イソシギやコチドリ、トウネンなどの仲間です。
去年までの傾向としては、ここを塒にしていて、朝、他の場所で日中を過ごす者達と、日中もここで過ごす者達に分かれていて、もう昼過ぎなので、いても数十羽でしょう。
敷地が広大なので、探し始める前に昼食をとることにしました。
当然飛行場の管理地内には入れないので、飛行場の駐車場も使えません。
河川敷の道路も、舗装してある所は飛行場の管理地、砂利道は行政の管理となっています。
たまにバカな野鳥カメラマンが、駐車場に停めたり、飛行場管理地内に立ち入ったりして注意されるらしいですが、いい歳して恥ずかしくないんでしょうか。
昨今、電車カメラマンが問題になっていますが、このままいくと野鳥カメラマンも同じことになりそうです。
話を戻しますが、一つ目のおにぎりを頬張っている時、遠くに動きが。
たいてい鳥を待っている時に、私が何かを食べだすと動きがあります。笑
中央と右の大きい赤丸内には複数、左の赤丸内には1羽タゲリがいます。
距離を測ると、230メートルです。笑
遠いけれど、いることは分かったのでまぁいいかと思っていると、タゲリが飛び立ちました。
トビが頭上を飛んでいたからのようです。
後で分かるのですが、タゲリが飛んだのは逃げる為だけではなかったようです。
!?はっ?
何この数。笑
こんなにいたの!?笑
朝はともかく、毎年昼間ここにいるのは数十羽なので、こんなにいるとは思っていなかったです。
渡って来たばかりで警戒してまとまっているのでしょうかね。
恐らく100羽近くいるのではないでしょうか。
飛びながらだとそこそこ近くに来てくれます。
セスナ機が飛んでも上手いこと避けます。
目の前でバードストライクは見たくありません。
慣れてくると、駐機場をウロウロしだして、整備員のことを気にしなくなります。
ロケハンでこれは出来過ぎです。笑
地面に下りるのは残念ながらかなり遠くですが。
羽根色は綺麗ですが、顔は怖いです。笑
今回初めて見ましたが、敵に対しては数羽で攻撃するようです。
身体もハトぐらいあるので、カラス相手でも逃げるだけではなく、群れを守るために戦うようです。
トビに対しても果敢に向かってきます。
先程トビが来て飛んだのは、勿論その場にいては危険だというのもあるでしょうが、攻撃隊に攻撃させるためというのもあるのではないでしょうか。
まぁトビが、生きた健康な成鳥を襲うことなどほぼ無いでしょうが。
とても面白く、興味深い行動が見れました。
その後ドンドン私がいる所から離れていき、
1000メートル近く向こうに降り立ちました。
最初いたのが滑走路の北端で降り立ったのは南端のさらに向こうでした。クルマで近くに見に行きましたが、草が長く、どこにいるのか分かりませんでした。
いると分かったので、今回はこれで良しとしましょう。
これは今シーズンも楽しくなりそうです。
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