最後はカワアイサです。
ホオジロガモ、ミコアイサと違い、雌雄が同数程度に感じました。
アイサと名前についていますが、ミコアイサはミコアイサ属、カワアイサはカワアイサ属です。
因みにウミアイサというのもいますが、
これはまた、ウミアイサ属で、アイサ属というのはありません。
こちらは2020年に撮ったものです。
とても良く似ていますが、ウミアイサは赤い眼にツンツンヘアー、カワアイサは嘴の先端が下側に曲がっているので、見分けはそれ程難しくありません。
繁殖地や食性はミコアイサやホオジロガモと似ていて、やはり潜って甲殻類、貝類、魚類などを食べます。
私はメインカメラは2台を使い分けていて、あまり動かない鳥や動かないシチュエーションの時は画質がいいカメラを使用し、飛び回ったり動きまくる鳥の場合は、画質は落ちるが、動いているものへのオートフォーカスが速く、キッチリ捕まえてくれるカメラを使用しています。
最新のカメラなら、どちらも兼ね備えたものがあるのですが・・・笑
レンズにしても、私が使っているようなデカいレンズを重い三脚に載せているスタイルは、今では少数で、半ば嘲笑いながら「まだ大砲なんか使ってるの?」などと言われます。
この日は、水禽類はあまり動かないので、画質優先のカメラでいこうと思っていたのですが、去年カワアイサが川から湖へ、湖から川へと飛んでいたのを思い出し、動きに強いカメラで撮影していました。
こっちのカメラで正解でした。
背景に建物があろうが、一度捉えたら離さない感じのとてもいいオートフォーカスが効くカメラです。
青空背景で眼に光も入っていていい感じの飛び姿が撮れました。
光の加減でオスの頭部の色は黒っぽかったり、緑かがかっていたりしますが、メスの場合は茶だったり、金色っぽく見える時もあります。
この写真など、澄まし顔で歩く欧米のセレブのママ友同士のようです。笑
カモ類の嘴は大体、ギザギザがあるのですが、カワアイサ特に目立つような気がします。
魚類や甲殻類をしっかりと咥えるためでしょうかね。
ミコアイサと違い、水面を走るように移動するタイプです。
しかも、左右の脚を交互に出すタイプだと分かりました。
カイツブリやオオバンなどもこのタイプで、カワウは脚をそろえてうさぎ跳びのように走ります。
最後は少し大きくジャンプして着水です。
今週、もう一度行けたら行きたいと思います。
基本的に疑問に思ったことは、その前後の行動などから「こうなんじゃないか?」と予想するのですが、「それが正しいのか、そう考えられているのか」答えに近いものが欲しいのですが、このネット社会の現在でも野鳥のことを調べようとすると、どうしても本に頼らざるを得ません。
もちろん有料でいいのでネットで閲覧できるようにしてもらえないだろうか・・・
情報を出し惜しみしているのか、PCを扱えないのか、セキュリティーに問題があるのか・・・
公益財団法人、日本野鳥の会の野鳥紹介のポータルサイトの情報量など数行で、wikipediaの半分にも満たないですから。
HPには御大層な理念を掲げていて、迷鳥珍鳥に人が群がるのをさもSNSのせいのように言っていますが、どこの現場も、とっかかりは意識の低い日本野鳥の会の末端会員です。
私は日本野鳥の会が嫌いなので熱くなってしまいましたが・・・笑
まぁこれからも自分の都合で利用することはあっても、野鳥の会とは係るつもりはないのでいいんですが。
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