あけましておめでとうございます。
いやいや、七草、成人式、既に松の内じゃねーかという批判は受け付けておりません。笑
ダラダラと正月を過ごし、好きな乃木坂46の推しメンバーの卒業発表で寂しいのと(笑)、寒さで筋トレもサンドバッグ打ちもしていなかったので、4キロ太りました。笑
以前、食べるのが好きで体重100キロを超す友人に、少し落とさないと命に係わるぞと言ったことがありますが、帰ってきた答えは「この脂肪にいくらかけたと思ってるんだ。無駄になるだろ。」でした。笑
今はその気持ち分かる気がします。
新年の最初は沢山の種が見たいなと思ったので、たまに行く河川敷のビオトープに行きました。
ビオトープを調べてみると、「生物生息空間」で、「生物が住みやすいように環境を改変すること」のようです。
ドイツ生まれの言葉らしいですが、日本にも昔から「里山」という言葉があります。
どちらも人が作って、整備、管理しないといけません。
作っただけで整備しないと生物が離れてしまいますが、管理が過ぎても、生物が少なくなってしまします。こちらは市が整備管理しているようですが、キッチリとした管理ではなく下草や藪を残しているので野鳥の種類が豊富です。
6時過ぎに現着で、気温はマイナス5度でした。
夏でも冬でも朝早く出掛けるのは、渋滞がイヤというもありますが、こういう夜と朝のはざまを見るのが好きなのです。
日が昇るのを待って行動開始です。
初撮り(鳥)はカワラヒワでした。
留鳥で、通年都市部の住宅街にも普通にいます。
一般の方はスズメと区別がついていないだけだと思います。
遊歩道に入ってすぐに、
ツグミが。
シベリア中南部で繁殖しています。
背中側はこんな感じ。
都市部の公園などでも見られます。
まだ木の上に食べ物があるようですが、そろそろ地面に下りて枯葉をひっくり返して餌を探すようになります。
河原の方に行ってみるとまずカワウが。
だいぶ水量が少ないようで、カワウが狩りをするには厳しそうです。
潜って魚を獲りますからねぇ。
だいぶ少ないですね。
この川のこのエリアは年に何回か枯れることもあります。
パイセンことアオサギ。
そしてダイサギ。
カワウと同じように魚を食べる水禽でも、アオサギやダイサギは脚が付く場所で首だけ水につけての狩りなので多少浅くても魚がいれば問題なさそうです。
冬鳥いないかな・・・と探していると、
枯葉をひっくり返しているシメを発見。
スズメより大きく、ムクドリより小さいといったサイズ。
渡り鳥と思っている人もいるようですが、厳密には北海道や本州の中部以北で繁殖して、関東以南で越冬なので、漂鳥(季節により国内移動、山地と平地を移動)ですね。
ただ、サハリンやカムチャッカ半島で繁殖しているグループが混ざっているかもしれません。
川の水量が少ないとビオトープ内の小川に水を引かないので、干上がっています。
水があればカワセミも狩りや水浴びに来るのですが・・・
数カ所やや深い場所に水が溜まっているだけです。
ほぼ凍っていますが、僅かに凍っていない所でシメが水分補給を。
うっそうとした下草と、竹藪もあるのでガビチョウも沢山います。
こういう場所はあの鳥も大好きです。
アオジです。
こちらはメスです。
アオジの場合、国内北部で繁殖している個体が本州で越冬(漂鳥)、大陸で繁殖した個体がインドシナ半島に渡る途中立ち寄る(旅鳥)、大陸で繁殖した個体が越冬(渡り鳥、冬鳥)なので、ここで越冬している群れがどれに当てはまるかは分かりません。
時期的に旅鳥はなさそうですが。笑
いい所にとまったオス。
少数の群れで行動していて、採餌中必ず目立つ所に一羽います。
こういう個体は常に小さく囀っていて、群れに危険を知らせたり、指示を出しているのではないかと思います。
暫くして採餌に加わる場合もありますので、そういう時は危険が無いと判断した?
これは私が観察していて思ったことなので正しくない可能性があります。
同じホオジロ科のホオジロも似たような行動をします。
遥か遠くにエナガが。
近くで撮りたかったのですが、ダメでした。
この日は野鳥カメラマンは数人でしたが、何なんでしょうね彼等が挨拶のように言う「何もいませんね」って。笑
私がこの日出会った野鳥は、カワラヒワ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ジョウビタキ、アオジ、カシラダカ、ホオジロ、シメ、ツグミ、イカル、エナガ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、コゲラ、ハシブトガラス、キジバト、ノスリ、トビでした。
20種以上いるんですけど。笑
約5時間で20種以上。
新年初鳥見としては上出来です。
長くなってしまうので「2023初鳥見2」に続きます。笑
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