2023初鳥見2

前回の続きです。

この日朝は冷え込んでマイナス5度だったのですが、昼近くには、

13度。5時間で寒暖差18度です。

長袖のヒートテックを着ていたのですが、真冬に汗だくになったので脱ぎました。笑



鳥見はまだ、たった6年ぐらいの経験ですが、鳥に警戒されにくい一番簡単な方法はしゃがむことです。

長方形に丸い物が乗っている人の形と、動くものに警戒しているのでしゃがんでジッとしているだけで警戒されにくいです。

所謂超望遠レンズ持ちの人がよくやっている、カメラに迷彩のカバー付けたり、迷彩の服を着たりするよりも遥かに効果があります。

光が反射するのを防ぐ為にレンズを隠すなら分かりますが、カメラを迷彩で隠すことに何の意味が?そもそも鳥に、木は自然のもの、カメラは人が作った物と区別できるとも思えません。笑

そもそも迷彩って、人の眼に対しての効果を狙ったものですからね。

猟師さんなどが猟の時に派手なオレンジのジャケットを着るのは、イノシシや鹿は色盲でオレンジカラーを灰色に近い色と認識するが、人からすれば目立つので仲間を誤射するのを防ぐということで着用しているらしいです。

鳥に対して有効でないことをする意味が分かりません。

ほとんどの鳥の場合、動くものに敏感で、目がいいし、紫外線が見えるらしいので、個人的には鳥に対して迷彩は無意味だと考えています。

しゃがんで動かず動く時はゆっくりとです。

で、コゲラが頭のすぐ上に来ました。

近いし光線が良かったので、人でいう白目の所が赤いというのが見えます。



ホオジロ夫妻。

左がオス、右がメスです。

本州では留鳥ですが、寒冷地の個体が移動してくるので、関東などでは冬に増えます。

鳥図鑑に出てきそうなホオジロのオス。笑

ホオジロに限らず鳥達は、越冬中は夫妻や家族で過ごすことが多いようです。

私はロマンチストではないので、愛情からではなく、複数でいる方が襲われた時に生き延びる可能性が高くなるからではないかと思っています。

成鳥の雌雄の場合はリスクは五分五分ですが、家族単位だとまず幼鳥が狙われるし、対応も遅れるでしょうから、生存率は上がります。

繁殖期になると別の相手を探しますからね。笑

こちらはメス。

この時も以前台風で折れた木の陰に隠れてしゃがんでいて、姿が見えて近づいてきたら撮影を開始しています。


ホオジロのメスに似ていますが、カシラダカです。

比べると背中の感じは似てますが、お腹の模様などが微妙に違います。

ユーラシア大陸高緯度地域などで繁殖しています。

日本で見ることはないですが、夏羽だと顔の羽根が黒くなり茶の部分がもっと濃くなるそうです。



お馴染みのハクセキレイ。

かつては北海道や東北地方など北部で繁殖して、冬季に本州以南で越冬する漂鳥だったそうですが、20世紀後半から分布範囲を広げて、今ではほぼほぼ留鳥です。

上の個体より色が薄いですが、こちらもハクセキレイ。

幼鳥は顔の色が薄い黄色なのですが、黒のところの薄い濃いは個体差です。

こちらはセグロセキレイ。

ハクセキレイとの見分けは、顔の模様の感じと、囀っていれば、セグロセキレイは「ジュッジュッ」ハクセキレイは「チュッチュッ」です。笑

ハクセキレイはユーラシア大陸にもいますが、セグロセキレイは世界中でほぼ日本にしかいません。



イカル。

シメ同様留鳥ですが、日本北部の個体が関東以南に移動してきます。

ここは越冬地らしく、夏場はいなくなります。

あっ、見つかりました。笑

木の上で様子を伺って、安全そうだなと思ったら地面に落ちている木の実や種などを食べます。

去年よりも数が少ないような気がします。

ただ越冬中は小さな群れが一緒になったり離れたりを繰り返すので、たまたま小さな群れの時だったのかも。



ジョウビタキのメス。

まん丸で可愛いですね。

私はお尻のオレンジ部分が愛らしくて好きです。

あっ、バレた。笑

「チョット!どこ見てんのよ!!」

ジョウビタキのオス。

ここ数年は冬の間、どこに行っても見られるという印象だったのですが、今年は少ない気がします。




実は昨日年明け2回目の鳥見に行った来ました。

今回の鳥を捜し歩く鳥見と違い、そこに何がいるか大体分かっているパターンです。

まだ写真の整理すらしていませんが、楽しい鳥見でした。

そちらも近いうちに載せることが出来ると思います。


zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

0コメント

  • 1000 / 1000