前回とは別の日に行った時は、7時から13時頃まで1度も1羽もカワセミは来ませんでした。
ツンデレが過ぎるだろ。笑
朝一に目の前に現れたのは、
カルガモでした。
カルガモもこの池でよく見掛けますが、繁殖は別の場所でしているようです。
何処かで繁殖し、雛達が飛べるようになるとこの池に連れてきます。
早朝は池の一部が凍っています。
以前、シロクマが薄めの氷の上を移動する時に、4足歩行だと4カ所に力が掛かるので、力を分散するために、腹ばいで滑って移動しているのを見たことがあって、カルガモもこのままスィ~っと氷の上を滑ってくれたら画になるなと思っていたら・・・
氷をバリバリ割りながら進んでいきました。笑
薄すぎて乗ることさえできなかったようです。
そしてコガモも・・・
飛んできて、着水しようとして場所を間違えたのか、凍っていると気付かなかったのか、着氷。
カルガモより身体が小さく軽いので、氷は割れませんでしたが、滑っていました。
滑るのがよほど怖かったのか、冠羽がモヒカン状態です。笑
私はコガモが冠羽を立てているとこを初めて見たので、ビックリしたのでネットで検索してみましたが、コガモが冠羽を立てている画像は見つかりませんでした。
近くの高い建造物のてっぺんにチョウゲンボウが。
たまに近くの田畑で狩りをしています。
ここにはカラスもいます。
主にハシブトガラスです。
元々は森林地帯にいたのですが、都市部に進出してきた種です。
元から人の生活圏に近い所にいたのがハシボソガラスです。
映画やドラマ、漫画などの影響で忌み嫌い人もいますが、とても頭のいい鳥です。
硬い木の実を道路に置いておき、クルマに踏ませて中身を食べたり、巣を作る時に枝より丈夫な針金ハンガーをベランダから拝借し、巣の骨組みに使ったり、何より滑り台を繰り返し滑るなど明らかにレクリエーションをしていることがあること。
「楽しむ」ということは、本能だけで生きていない証拠ではないでしょうか。
カラスはよく、食べ物を隠します。
こういった場所の時は窪み置いて、上に葉や木の枝などを置いて隠していることが多いです。
木の洞や、股の所に隠す場合もあります。
パンかクッキーのような物を食べていました。
モズのメスです。
近くにオスもいて、この時期で、お互い威嚇もしないならペアになっているのかもしれません。
モズも「はやにえ」といって餌を枝のどに刺しておく習性があります。
以前違う場所で撮ったはやにえが出来た瞬間です。
一般にはやにえは保存食と言われますが、忘れてしまい放置されることもあるようですし、違う個体が食べることもあるようです。
面白い説は大阪市立大学の研究で、はやにえを多く食べた個体は囀りが上手くなるという説です。
栄養状態がいいと声質を高めることが出来て、つがい形成に役立つらしいです。
因みにカラスは自分が隠した餌を忘れることはないようです。笑
ここは住宅地の割にヒヨドリは見かけませんが、ムクドリはいます。
ムクドリもヒヨドリも留鳥ですが、実はどちらの種も日本北部の個体は、関東以南で越冬します。
ヒヨドリの場合は関東の寒がりな群れは更に南に移動するので、夏と冬で群れが入れ替わっている地域があるかもしれません。
冬は木に実や種子がないことも多いので、主に地面をつつき、落ちている種子を食べたりミミズや昆虫を食べています。
ですが、1羽のオスがとんでもない大物を手に入れるました。
カエルです。
冬眠中に雨や霜などで、地表近くに出てしまったのか、最近ここではモグラ塚をよく見るので、アズマモグラに土と一緒に押し出されたか・・・
他に10羽程のムクドリがいたので、彼は他の個体に見つからないように、一目散に群れから離れていました。笑
渡り鳥のヒドリガモが交尾をしていました。
以前もマガモやコガモが越冬地で巣もないのに交尾しているのを見掛けて、調べたことがあるのですが、渡りをするカモ類の多くが越冬地で繁殖相手を決めるのでは?という説があるそうです。
エクリプス(カモ類のオスが繁殖後メスと同じような羽根色になっている状態)で越冬地に来てそこで夏羽に変化するのもそれを裏付けているのでは?
繁殖地の戻ってからパートナーを探すなら越冬地で繁殖羽になる必要ないですよね。
実際には交尾のまねごとで、精子を渡しているわけではないようです。
人に例えると「こんな性癖あるけどいい?」みたいなことでしょうかね?笑
オオトリはアオサギです。
圧倒的な存在感と威圧感から「アオサギ先輩」と呼ばれています。笑
ダイサギの方が大きいのですが、線が細いし、魚は一口で飲み込めるサイズを獲っています。
ですがアオサギはそれ飲み込めないだろというサイズも狩るので、楽しみです。
あれ?
上陸してウロウロし始めました。
休憩するのにいい場所を探しているようです。
いい所を見つけたようで寝てしまいました。
片足上げて腰を落としているので動く気ないですね。笑
たまにデカいあくびをしたり、
スサァーも見せてくれましたが狩りはせずでした。
カワセミは来てくれませんでしたが、ここは行けば何かしらの鳥がいて、観察していればだいたい発見や疑問が生まれます。
こういう場所が数カ所あると忙しいんですよ。笑
餌付けバカのお陰で一つ減りましたが。
鳥への興味が尽きません。
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