カワガラスの続編を書こうと思ってのですが、鳥友さんにオシドリがいるよと教えていただいたので行ってきました。
最近見ていなかったので見たくなったのです。笑
過去の写真を調べてみたら2020年以降見ていませんでした。
群れを見たのは2018年のこの時以来です。
クルマで約2時間赤城山にほど近い公園です。
朝7時で気温は1度だったのでそれ程寒くはない・・・・・と思っていたのですが群馬名物赤城おろしなのか、北風が吹いて体感温度は氷点下並みの寒さでした。笑
オスメス合わせて20羽程いました。
対岸まで70メートルとさほど広くない池に、オシドリ約20羽、マガモ約30羽、コガモ約20羽、カルガモ約20羽と、結構なボリュームのカモ類がいました。
コガモ夫妻。
マガモ夫妻二組。
ん?1羽あまってますね。笑
オシドリ夫妻二組。
こちらの数は合ってます。
実はオシドリは「おしどり夫婦」ではありません。
殆どの個体は毎年パートナーを変えるようです。笑
その年の2番子(その年の2回目の繁殖)ですらパートナーを変える例もあるみたいです。
どちらかが死ぬまで連れ添うのはハヤブサなどの猛禽類に多いようです。
池を周回できる遊歩道は無く、遊歩道がない所は藪が深く池に近寄れません。
カモたちはそこに集まっているのでこちらから70メートルと距離があります。
ですが1羽だけ群れから離れて比較的近い所にいました。
右から、カルガモ、オシドリ、マガモです。
観察して彼の好みの場所が分かったで、太めの木に隠れていると、正面から近づいてきました。
途中で気付かれ少し離れますが、慌てて飛ぶようなことが無いので、それほど脅威と思われていないようです。
随分なめられたもんだなぁ。笑
こういう時、周りにカルガモやマガモもいるので、そちらにも気を使わないといけません。
彼が脅威に思わなくても、他の種が脅威と感じ飛んだら、当然彼も飛んでしまいます。
それにしても、久々に近くで見るオシドリはとても綺麗でした。
朝の光が金色に輝いて綺麗だったのですが、枝が・・・
もう少し左に寄ってほしかったのですが、そんなに上手くいくわけありません。笑
こちらは上手く抜けたのですが、水面の色がいまいちですね。
この池には他に、
キンクロハジロのメスが1羽いて、カイツブリが1羽いました。
付近には田畑が多く、川も利根川をはじめ何本かあるので、移動しているのでしょうね。
水禽類以外だと、公園ではお馴染みのシジュウカラ、ヤマガラが多かったのですが、
このログハウス風の野鳥観察小屋付近で撮影していると、シジュウカラとヤマガラが異常な距離感で近づいてきます。
何か違和感を感じていたのですが案の定、餌をやっている散歩者が多数いました。
ヤマガラは人に慣れやすいので、人の手に乗って食べている個体もいました。
カラス科のカケスも多数いました。
身体はヒヨドリほどありますが、とにかく警戒心が強いので、撮影が困難な鳥の1種です。
水浴びをして羽繕いをしている所を20メートルぐらいで撮るのがやっとでした。
他には、アオジ、ジョウビタキ、カシラダカ、ソウシチョウなどがいました。
ソウシチョウはもともと日本には生息していませんでしたが、江戸時代頃から飼われていた個体が逃げ(かご抜け鳥)環境が合ったらしく日本で繁殖しています。
とても綺麗なのですが侵略的外来種ワースト100に選定されています。
今回はまだ薄暗いうちに一回りしている時に見掛けて、日が昇ってから同じ場所に行ったのですが見当たりませんでした。
始めて行った公園ですが、狭いエリアにいろんな種が集まっていて楽しい所でした。
ただ遠いし、高速代が往復5000円以上かかるからなぁ・・・・・笑
0コメント