現在サクラが見頃です。
今日は風が強く、桜吹雪が舞っていました。
ですがまだ咲いて間もない花が多いようで、今日で花が散ってしまうようなことはなさそうです。
以前モズ夫妻の求愛給餌を撮ったのはサクラの木だったので、咲いている木での求愛給餌を期待したのですが、モズ夫妻はいませんでした。
近くで既に営巣に入っているかもしれません。
鳥達はと言えばオオバン夫妻は繁殖に向けてのスキンシップでしょうか、イチャついていました。笑
オオバンは北海道では夏鳥で、本州でも地域によっては繁殖するところもあるようですが、この辺では夏には見掛けないので、北寄りに移動して繁殖するようです。
マガモも少し北に移動して繁殖するのですが、国内にとどまらず、大陸の南まで移動するものもいるようです。
カワセミ夫妻(?)は相変わらずメスが追いオスが逃げるという追いかけっこをしていました。
求愛給餌は見ていませんが、メスも何処かに行ってしまうことはないので、伴侶と認めているのではないかと思います。
上の写真の続きですが、このようにメスがオスの方に行くとオスはその場を離れてしまいます。右のブレているのが向こうからこちらに飛んで来たオスです。
と思えば微妙な距離感で近くにいたりもします。笑
以前のオス同様、メスも巣穴を何処にするか探しているようです。
カワセミの繁殖の観察も今年で4年目で、今までだと、求愛給餌をすると2羽の関係性がグッと近づく気がします。
求愛給餌を調べると、「受け取るか拒むかで求愛の受け入れの是非を体現する。」との記述があるので私も鵜呑みにしていました。
が、他の場所でカワセミの繁殖を観察したことが無いので、断言はできませんが、ここのカワセミは求愛給餌の前に何らかの方法で伴侶をある程度決めているような気がします。
冬の間は主にオスがこの池にいて、メスは極々たまにオスがいない時にやってきますが、2羽が同時にここにいるのは見たことがありません。
恐らくですが、餌の少ない非繁殖期は、メスが来たら追い払うのではないかと思います。
求愛給餌云々より、縄張りに入れている、来ている時点でお互いを伴侶としてある程度認めているのではないでしょうか?
今日はオスがいつもの狩場で何度か飛び込んでくれました。
あまり大きな魚ではありませんが。
私は水から出てくるこの瞬間が大好きです。
今日は7回飛び込んで失敗無しです。
魚の繁殖も始まっているのか、魚は豊富なようです。
動く魚を振り回したり、停まっている木にぶつけたりして弱らせて、頭から飲み込みます。
尻尾からだとエラが引っかかるのでしょう。
サギ類など、魚を食べる他の鳥達も大抵そうです。
ですが今日は、1度だけそうでないことがありました。
分かり易いように大きくトリミングしてみました。
このままだと尻尾から飲み込むことになりますが、これは求愛給餌でメスに渡す時の咥え方です。
この状態で何度かメスを呼んでいましたが、来なかったので咥えなおして自分で食べてしまいました。
メスはこの池の何処かにいたはずですが、オスの囀りにメスが答えなかったようです。
今はその気ではなかったのか?笑
頻繁に求愛給餌をするようになると、オスが囀り、遠くでメスが答えたら、オスがそこまで運ぶこともあります。
オス「魚獲れたよ~。」
メス「獲れたら持ってきなさいよ!」でしょうか。笑
何となくお互い、彼(彼女)でいいかなという感じでいて、求愛給餌を境に本格的に番になるという流れの様な気がします。
オスの方は求愛給餌をする気満々なのであとはメス次第ではないでしょうか。
この前のモズオスの様な甲斐性があるなら、黙っていてもメスが寄ってくるのでしょうが・・・笑
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