カワガラスの巣立ちが間近だと思います。
根拠は、3月9日に行った時、メスと思われる個体が1~2時間ごとに巣から出て来て採餌したり、たまに水浴びしてりしていて、餌を巣内に運ぶことはなかった。
14日に行った時は2羽が交代で巣内への餌運びをしていたので、10日~13日のどこかで孵化し、巣立ちまでの日数が21日~23日だと言われているからです。
10日に孵化したとして、31日で21日目です。
昨日、31日は巣立っていなかったので、もういつ巣立ってもおかしくありません。
平日の昨日で10ほどの人がいて、土日には行きたくありませんので、次は月曜日です。
今日明日のどちらかで巣立ったとしても、2、3日は巣の近くにいて親が餌を与えるので、何とか雛が見れるといいなと思います。
ポイントではヤマブキが咲き始めました。
一重咲きのヤマブキです。
関東の低山ではお馴染みのマムシグサ。
縞模様と花の形がヘビが鎌首持ち上げているように見えることからこの名前が付けられたそうです。
秋になると中心の薄緑の所がトウモロコシの様な真っ赤な実になります。
全草に毒があり、食すのはもちろん、球根の汁などは触れただけで炎症を起こすみたいです。
私的には好きな野草のトップ10に入ります。
6時にポイントに着きましたが、2番手でした。笑
前回より餌を運ぶ回数が格段に増えています。
トンボの幼虫らしき物他複数の餌を持っています。
雛達も大分成長しているのでしょうね。
前回は、下流の餌場と思われるところまで獲りに行くことが多かったのですが、巣立ち間近になると巣のそばでもエサ取りをするようになります。
雛の食欲に間に合わないようです。
以前2回ここで雛を見たことがあるのですが、その頃は撮るのに夢中で観察考察などしていなかったのですが、過去の写真見返したり、記憶を思い返すと、巣立ち間近になると水生昆虫の幼虫よりも、羽根のある成虫を与えていたような気がします。
分かり難いですがこちらの写真だと成虫を持っています。
この日は幼虫も成虫も運んでいたので、雛達の成長のばらつきのせいでしょう。
最初、水浴びをしているのかと思いましたが・・・
このポーズはエサを獲る時のポーズです。
5分強バタバタしていましたが・・・・・
これを獲る為だったようです。
けっこう大物の、トビケラの幼虫でしょうか。
4~5センチはありそうです。
振り回したり石に打ち付けてりして弱らせて巣に運びます。
これを貰った雛は大喜びだったのではないでしょうか。笑
【閲覧注意カエルの写真があります】
カワガラスの巣があるカスケード(人工的に作った滝)の上から何か黄色い物が流れてきたなと思ったら、カエルでした。
色からしてヒキガエルっぽいです。
手足を動かしていたので生きてはいましたが、とても弱っているようで泳ぐことはままならないようでした。
冬眠から覚めたばかりでうまく動けないのか、鳥か哺乳類に襲われて逃げたが負傷したか、カスケードから落ちた時に怪我をしたか、下流に流れて行ってしまいました。
何十枚かこのカエルを撮りましたが、外傷はないようなので原因は分かりません。
私以外にもう一人このカエルの気付いた人がいましたが、あいてがカエルなので、流石に助けようとは思わなかったようです。
以前、アオゲラの巣立ちを観察中に、その巣がアオダイショウに襲われたことがあり、1羽咥えて逃げようとしたところを地元の野鳥カメラマンが、アオダイショウを捕まえて雛を助けていました。
が、ヘビに噛まれ、巣に戻すことも出来ないのにどうすんだ?と、バカかこいつは。と思いました。
結局巣のある木の近くに放しただけでした。
野鳥カメラマンには、たかが写真を撮ったり観察してるだけのくせに、自分が野鳥の専門家かエキスパートにでもなった気分の輩が結構多いです。
中途半端なことしかできないのなら、最初から自然のやることに手を出すべきではないのです。
このカエルもすぐに他の動物の糧になります。
そうしたサイクルの中に入っていない人間、特に大した知識もない素人が自然のやることに手出ししちゃダメなんですよ。
あぁ来週が楽しみです。
カワガラスの巣立ちを確認したら、次はカワセミとミソサザイ、そして去年観察が中途半端に終わったオオルリです。
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