カワガラスの給餌シーンを集めました。
この写真の撮影時刻を見ると5:35でした。
今頃だと日の出は5:25頃なので日の出直後から給餌をしていることになります。
とはいえ山あいの谷間なので陽の光は入って来ていません。
この辺りに陽が入るのは8時半過ぎです。
雛たちは思い思いの場所にいて、餌場から戻った親鳥は雛の囀りを聞いて給餌に向かいます。
親が戻った時に取り敢えず停まる場所があり、そこでどの雛に与えるか決めているようでした。
飛んでいるトビケラなどの成虫を獲る時は下流の餌場、水底にいる幼虫を獲る時はこの場所のようです。
雛の口内は黄色ですね。
親鳥は囀りながら戻ることも、無言で戻ることもあるのですが、雛が騒ぎ出すのですぐに分かります。
4羽が巣の側にいる時、満遍なく餌を与ええいたので、もしかしたら雛の囀りを聞き分けているのかもしれません。
雛の囀りは「ピィャ~、ピィャ~、ピィャ~」って感じです。
人の耳には同じに聞こえます。笑
2羽の雛がいて、親の眼の前にも雛はいますが、右にいる雛の方を見ていますね。
どちらにあげるのでしょうか?
目の前の雛にあげました。
右の雛は「なんでだよー!」と文句言ってるようです。笑
動画も何度かチャレンジしましたが、どの雛にあげるか分からないのでなかなか難しかったです。
2羽になってからでも2羽が離れていたので、瞬時にピントが合わないのです。
そこそこ撮れたのはこれだけです。
カワガラスの嘴はそれほど短いわけじゃないのですが、この写真を見ると結構奥まで入れています。
目の所まで入ってますね。そして親も雛も、瞬膜(まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透明の膜)を閉じています。
やはり瞬膜閉じ、親鳥は顔を傾けていますね。
キスの時目を閉じ、鼻がぶつからないように傾けるみたいなことでしょうか?笑
8時頃になると、2羽の雛の姿が見えなくなりました。
1羽は山の斜面をドンドン登っていくのを見たのですが、同じ頃にもう1羽も何処かへ行ってしまいました。
見た感じ成長の早い2羽かなという感じでした。
残った2羽のうち、この個体に給餌する回数が多かったので、一番成長が遅い個体のかもしれません。
朝一4羽揃っていた時は満遍なく与えて、それで満足した個体はそこを離れる。
残っている個体はまだ足りないので引き続き給餌する。
ということでしょうかね。
給餌を連続で見ていきます。
雛が囀っている所に親が飛んできて、
親鳥、石の斜面なのに難なく停まっています。
雛やっぱり瞬膜閉じてます。
もしかして奥まで突っ込まれるから苦しいのかな?笑
オッサンが見ていて卒倒しかけた所でも。笑
いや、親御さんがいいと言うなら私はなにも・・・・・笑
ここは撮影場所からの距離も近かったし、アングルもよかったので、親鳥の表情も捉えています。
雛の細い舌も見えました。
雛は口内と同じように、舌も黄色ですね。
なかなか濃くて楽しい3時間半でした。
当初カワガラスの巣立ちを見たら、次はミソサザイの繁殖地に行こうと思っていたのですが、ここでトラツグミの囀りを聞いてしまったら、探したくなってしまいました。
カワガラスが巣立ったら人も減るだろうからなぁ・・・
検討中です。
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