今日見たところの結論から言いますと抱卵していると思います。
巣の場所は前回の場所ではないのですが。
朝7時頃池に行くと、1羽だけがいました。
先週見つけた巣(壱号巣と呼びます。)にも、付近にももう1羽はいませんでした。
その1羽を気にしながらも、他の鳥を撮影します。
この写真に3羽のゴイサギが隠れています。
成鳥2羽の若1羽です。
因みに今日は写真に入っていない所にもう1羽いて4羽になっていました。
最近この付近にいるハシボソガラスがアオサギ先輩にチョッカイかけていました。
採餌中のアオサギに向かって飛んで行っては、スレスレの所を通過すし、その後、斜面から煽るように「ガァーガァー」と何度か鳴いて、飛び去る。
ということを何度か繰り返していました。
本気で追い払いたいのなら、斜面から威嚇すると思うのですが、それをしないのでアオサギのリアクションが面白いので、からかっているようにしか見えませんでした。
迷惑系ユーチューバーか。笑
1時間程したところでカイツブリの壱号巣がある場所の対岸の方からもう1羽現れました。
カイツブリ夫妻です。
多分、上の少し大きい方がメスだと思います。
人でいうお尻の辺り、尾羽や上尾筒(尾羽の付け根の上面を覆っている羽)が薄茶で特徴的。
何度か交尾を見たことのある私の私見ですが、カイツブリはメスの方が大きいという印象です。
カルガモとの大きさの比較です。
カイツブリはヒヨドリぐらいの大きさです。
コガモとだとこんな感じです。
動物食で、魚や甲殻類、昆虫も食べます。
以前、オニヤンマを食べているのを見たことがあります。
Wikipediaには「主に動物食」と書いてあるので、水草や藻類を食べることもあるようです。
今回も遊歩道から夫妻に2時間程付いて回りました。笑
今まで、断片的に、「巣作ってるなぁ」「交尾してるなぁ」「ヒナ連れてるなぁ」と観察したことはありますが、張り付いたことはないので、出来れば繁殖を最初から観察したいと思います。
壱号巣に中々行かないなあと思っていたら・・・・・
壱号巣とは反対側の岸辺のヨシの中に巣がありました。
弐号巣と呼びます。
後から現れた2羽目は、どうやらここから来たようです。
この時、巣にいる恐らくオスは30分以上この状態でした。
動画を観ても、1羽が巣にいて、もう1羽が警戒するように巣の側にいます。
明日もう1度観察しに行きますが、これは抱卵していると思います。
以前別の場所で、2カ所同時に巣作りしてるのを見たことがあるので、ここに巣があることには驚きませんが、先週の巣を見つけたのが火曜日で、水曜日は私が、木曜日は知人が壱号巣に居るのを見ていいるので、金土日でこちらに決めたようです。
ですが、カイツブリは4-6個個の卵を産み、抱卵するのは1日1個づつ卵を産んで、全ての卵を産み終わってからなので、計算があいません。
これは想像でしかありませんが、すでに弐号巣は完成していて、壱号巣を作りながらも産卵をしていて、全ての卵を産み終わったから壱号巣を放棄して抱卵を始めたということでしょう。
壱号巣で交尾もしていましたしね。
しかし、産卵していても他の巣を作るということは、ダメだった場合に既に備えているということですよね。
何というリスクマネジメントでしょうか。
カイツブリ夫妻にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、見習いたいですね。
帰る間際に見掛けたコゲラが気になりました。
複数のイモムシを咥えて、自分で食べずにどこかに運んで行きました。
これ・・・・・近くに巣があって雛がいるんじゃ・・・・・
カワセミは今日はオスしか見えませんでした。
カワセミはこの時期は、巣穴を掘っているか、抱卵中で、嘴は泥だらけ、巣穴に出入りするので羽根もボロボロなのですが、このオスは羽根も嘴もとても綺麗です。
恐らく今の所、繁殖はしていないのでしょう。
ですが、去年も掘り始めた巣穴を放棄して、少し遅れて繁殖し、雛が見れたのでまだこれから繁殖する可能性はあります。
確認の為、明日は弐号巣付近に張り付きたいと思います。
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