先月末に発売されたカメラを購入しました。
開封の儀。笑
ミラーレス一眼レフというタイプのカメラで2台目です。
以前のミラーレス一眼レフは、画質は良いが鳥などの動く被写体の撮影が物凄く苦手で、ミラーレス一眼レフと、画質は少し劣るが動くものへのピント合わせが速い一眼レフカメラの2台を、撮影状況やどんな鳥を撮るかによって使い分けていました。
ですが、このカメラならこれ1台で済みそうです。
早速、いつもの雨水調整池に試し撮りに行きました。
記念すべき1枚目はホシゴイことゴイサギの若です。
20メートル程の距離からの撮影でしたが、しっかり目にピントが合って水面への映り込みも綺麗ですね。
アオダイショウに巣を襲われたカイツブリが次に作った巣は、雨量が増え、
水没してしまいました。
右が撮影日、左が水位が増える前です。
葉の水の浸かり具合が違うのが分かると思います。
ですが、カイツブリ夫妻は逞しいです。
これは知人から教えていただいて知っていたのですが、既に3個目の巣を仕上げていました。
今の所これが一番大きい巣なので次はここでの繁殖を試みるのではないかと思っています。
実は個人的にこの池でここが一番巣を作るのにいいのでは?と思っています。
黄点の辺りに今の巣があります。
赤丸とオレンジ丸、ワイン丸が近辺に降った雨が流れ込む場所で、水色丸が川への排水口です。
なので、矢印の様な水の流れが生まれると思うので、水位が上がるのが一番遅いのではないかと思うからです。
緑部分も水位が上がるのが遅そうですが、水の逃げ場がないのでたまり始めたら一気に上がりそうな気がします。
因みにアオダイショウに襲われた巣が赤丸付近、水没した巣がオレンジ丸付近です。
ただ懸念が無い訳でもなくて、これは水中に根を張っている木ではなく、2~3年前に折れた枝が落ちているだけです。
新しい葉が生えてきているので、水底に根を張っている可能性もありますが、枝から水分を得ていれば葉が成長するらしいので、何とも言えません。
ここでの交尾も確認できたので、梅雨に入ってしまいそうですが、何とか上手くいってほしいものです。
念のためか、他の場所にも巣材を積み重ねていました。
ここは池のほぼ真ん中で、何も目印や土台になる物がありません。
恐らく、外から見えないだけで水中は堆積物などが少し盛り上がってるのだと思います。
見ていると、お互いに巣材を身体に乗せ合っているように見えます。
恐らくどちらかが目印になり、その辺に落とせばそのうち水面に出てくるという作戦でしょうが、この日は風があり、目印の個体が微妙に動いてしまっていました。笑
この日は飛ぶ鳥へのピント合わせのスピードを確認したかったので、普段はあまり撮らないハトを狙ってみました。
ハトぐらいの大きさがあると、ストレスなくピントが合います。
前がメス、後ろがオスです。
喉から胸の辺りまで膨らませているのは、「僕はあなたに発情しているよ!」というアピールです。笑
このメスは全くその気がないようで、逃げ回っていました。
メスの方からしたら、「あんたが発情してるとか知らねーし。怒」っことでしょうね。笑
結局メスは飛び去ってしまったので、このオスは思いを遂げることが出来ませんでした。
あまり自分をアピールしてしつこく迫ってはいけないのですね。
鳥の振り見てわが振り直せ。笑
彼は良い反面教師になってくれました。
カワセミは相変わらず繁殖はしていないようです。
していれば、カワセミは土の斜面や崖状の所に穴を掘って巣を作るので、嘴が傷ついたり、泥で汚れています。羽根や身体も同様です。
ですがここを縄張りにしている個体は綺麗なままです。
去年は他所で繁殖してここに雛を連れてきたので、そのパターンでもいいからうまく繁殖してくれればと思います。
バックに木がある場所でのホバリングもピント合ってますね。
ほぉいいじゃないか。こういうのでいいんだよ。こういうので。(孤独のグルメより。笑)
ここではササゴイも繁殖しています。
巣の位置は分かっているのですが、ササゴイの姿はこの程度しか見えません。
こちらからも、風が吹いて枝が動くと見えるぐらいです。
ですが抱卵自体は順調なようで、2時間ぐらいごとに雌雄で交代しながら抱卵しています。
急に飛ばれても瞬時にピントが合います。
おぉいいですね。
魚を獲るための飛び込みも捉えています。
画質もいいし、動くものへの反応もいいので、これからは1台でいけそうです。
ササゴイの繁殖で一つ懸念があって、撮影日の時点でその付近にハシボソガラスの雛達が集まっていたことです。
以前ブログに載せたのとは違う雛たちです。
まだ親鳥から餌をもらっているので、この子らがここにいるタイミングでササゴイの雛が孵化すると、親カラスに狩られる可能性があります。
何とかタイミングがずれるか、カラスの雛達が移動してくれるかだといいのですが・・・・・
鳥達にとって厳しい梅雨の時期に入りそうですが、何とか乗り越えてほしいものです。
0コメント