ササゴイとカイツブリが繁殖している池ですが、ササゴイは順調に抱卵していて、私が抱卵しているのを確認してから、21日が過ぎたのでそろそろ孵化する頃です。
今日あたり孵化していてもおかしくありませんし、週明けに見に行きますが、孵化している可能性大です。
そしてカイツブリは・・・・・
雨で水位が上がり水没した上に、ミシシッピアカミミガメの甲羅干しの場所にされていました。
やはり、雨水調整池のここでの繁殖は厳しいかもしれません。
ただ調べてみるとカイツブリの繁殖期は4月~12月(!?)らしいのでもうこうなったら、梅雨と台風時期が終わった10月頃にすればいいのでは?と思います。
近くの水田にカルガモ親子がいました。
雛は最後の1羽のようで、撮影していた場所は道路を挟んで30メートルは離れていたのですが、親鳥はかなり警戒していました。
毎年テレビや紙媒体などで、カルガモ親鳥が雛を数羽連れている光景を見掛けますが、雛達が健在の場面しか見せません。
野鳥に興味がない人はあの雛のほとんどが成鳥になると思っていそうですが、10羽程雛がいても成鳥になるのは1羽程度だと思います。
この親鳥も連れていた雛は1羽だけですし、先月の17日のブログのマガモとカルガモの雛も1羽でした。
幸せそうなとこだけ見せて「あぁ可愛いね」という報道にはモヤモヤします。
前回サシバとハチクマを見た付近にも行ってきました。
山頂の公園ではアジサイが見頃でした。
前回、餌を親からもらっていたツバメの雛達は、自分で餌を獲るようになっているらしく、給餌シーンは見れませんでした。
上が親鳥、下が雛です。
ですが、水田での水浴びや水飲みを見せてくれました。
飛ぶスピードも親鳥と遜色ない感じになっていて、カメラで捉えるのが大変でした。
こちらは2枚とも雛です。
親鳥は前回交尾もしていましたし、そろそろ2度目の繁殖に入る(2番子)でしょう。
雛達は巣立ってさらに親離れした後は、渡り前に群れと合流するまでは河川敷などで雛達だけで群れを作って過ごします。
赤矢印の尾根を歩いたりもしてみました。
この日は気温が高く、今にも雨が降り出しそうな天気で、クルマに戻った頃には汗だくでした。
この山の裏側はこの様に町が広がっているので、こちらに行くことはなさそうです。
なぜここを歩いたかというと、前日にこの山上空を何度か飛んだからです。
前日はこんなにいい天気だったのに。笑
月とハチクマ。
低い所は飛んでくれませんでしたが、いいところを飛んでくれました。
サシバも現れました。
右がサシバ左がハチクマです。
午前中に3度ほど現れましたが、ここは通過するだけの様で長居はしてくれません。
サシバは既に繁殖期に入っていて、ハチクマの繁殖期は6月かららしいので、そろそろ営巣するはずなのですが・・・
渡りをする猛禽類ということで、トビやオオタカ、ノスリなどより遥かに警戒心が強いですから、巣を探そうなどとは思っていませんが、木に停まっていたり狩りをしたりという場面は見たい気がしています。
この場所にはノスリもいて、
付近に2羽いて、巣材を運んでいる所を見たので、この辺で繁殖しているかもしれません。
ノスリは個体によって、九州などで越冬する個体もいますが、この辺では冬でも見掛けます。
この個体が留鳥なのか、越冬地に移動する個体なのかは分かりませんが。
何かを捕らえて戻ってきました。
ウシガエルの様です。
山の中腹に入って行ったのでその辺に巣があるのかもしれません。
ここによく停まっていました。
お気に入りの木なのでしょうか?
悠々と山腹を飛ぶ猛禽類は画になります。
ハチクマやサシバも空抜けで飛んでいる所だけでなく、こういう所や、狩りをしていたり、木に停まって休んでいるところなどの、「生態」が見たいのです。
数回この辺を歩いたりして、生息範囲が絞れてきました。
ですが、ここに行けば必ずいるというような場所を見付けたいですね・・・
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