先月半ばに、アオゲラの巣立ちに立ち会うことが出来ました。感動と、悲しい出来事も・・・
この巣は比較的低い位置にあり、写真が撮りやすかった。
おそらく4羽ぐらいの雛がいるので、オスメス入れ代わり立ち代わり餌を運んでました。
この巣で一番幼いと思われる雛。頭の赤色がとても薄い。
親鳥は一応餌を運んでくるが、すぐに巣に行かない。近くまで来て巣立ちを促すために何分か囀る。
餌もすぐにはあげず、じらす。
上の個体が巣立った雛。
親も囀らずに巣に来たので気付かなかった。残念。
でも巣立ちが見れたので感動。
次はこの個体じゃないかと思われた個体。長い舌がまた萌える。
近くに親がいない時は、カメラマンもファインダーを覗いていないので、発見が遅れた。
アオダイショウが巣に近づいている。
いち早く気付いた雛は巣の中に戻った。
が、この直後様子を見に顔を出してしまい、餌食に・・・
写真には撮れなかったが、アオダイショウは雛を咥えたまま一緒に木の下に落ちたようで、地元のカメラマンが駆け寄ると雛は無事でした。たぶんケガをしていると思われるけど。
アオダイショウを遠ざけ、雛を巣がある木の下に追いやる。
これ以上の自然への介入はしない方がいい。この後生きていけるかはこの個体の生命力次第。
個人的には、食べられてしまうのも自然の摂理だと思っているので、全てを静観したかったのだが、地元の方々は托卵中は人を近づけない様にしたりして、この巣を見守ってきたので見過ごせなかったのだと思う。
3番目の雛。
後日聞いた話だと、アオダイショウに襲われた雛がどうなったかは分からないらしいが、それ以外の雛は無事に巣立ったらしい。
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