猛禽類で一番好きなミサゴ

身近な猛禽類で一番好きなのがミサゴです。

今季2度目の、落ち鮎を狙ってミサゴが狩りに来る河川敷に行ってきました。

私の2020年11月の記事は殆どミサゴです。

その年はここに狩りに来る個体数が多く、撮影のチャンスも多かったのです。


鳥友さんから最近は狩りの時間が早いよと聞いていたので6時には現地に着きました。

遠くの中州にサギ達が集まっていました。この左にもいるので100~200羽ぐらいいたと思います。

私は野鳥の会の中の人ではないのでカウントはしません笑

今はここを塒(ねぐら)にしているようです。

「今は」と書いたのはサギ類は餌場や塒を年に何度か変えるからです。



まず現れたのはハヤブサでした。

写真が赤っぽいのはやや朝焼け気味だったからです。

ハクセキレイを追い掛け回していましたが、見失ってしまいました。



陽が少し登ってきたころに、ツバメの群れが現れて、まだいたんだと驚きました。

地元では9月頃に河川敷にたくさん集まっていて、もう越冬地に向けて出発していたからです。

ツバメの中にずんぐりした体形が混ざっていて、鳥友さんに「昨日イワツバメがいたよ。」と聞いていたのでイワツバメだと思っていたら・・・・・

ショウドウツバメでした。

東北地方以北で繁殖するので、私が住む地域で見れるとしたら、渡り途中の立ち寄り時のみです。

イワツバメは都市部の建造物のコンクリートの割れ目などでも営巣するので、数は少ないですが私の住む地域でも見ることがあります。

目視でずんぐりしているような個体を狙って撮っていたのですが、偶然ショウドウツバメの4羽の群れが撮れました。

現地ではイワツバメだと思っていました。笑

体型やサイズがイワツバメに似ています。

イワツバメは上尾筒(背中側尾羽の上あたり)に白い模様があるのですが、ショウドウツバメには無く、喉元の首輪の様な黒い模様があります。

帰って来て写真を整理していて、違和感がして調べてみたらショウドウツバメで、変な声が出てしまいました笑

私は珍鳥迷鳥などいても人が多いと見に行かないので、ライファー(野鳥観察をしている人にとって、初めて出会った鳥のこと。)は年に1羽程度なので久々で嬉しかったです。

特に予期していない時だったのでなおさらです。



7時過ぎの本命が来てくれました。

今年は今の所2羽のミサゴが来ています。

200メートル向こうで狩りをして落ち鮎を獲ったようです。

因みにここの川幅は220~300メートルぐらいです。

お気に入りの場所に持ち帰って食べようと飛び去ろうとしたら・・・・・

黒いあいつが現れたのでこちらに引き返してきました。

ナイス!!ハシブトガラス笑

カラスの方に援軍が来ていれば本気で獲物を奪いにいったかもしれませんが、この時は近くに他のカラスがいなかったようなので、これ以上の接近はありませんでした。

カラスは頭がいいので相手が自分より小さくても猛禽類相手に1対1での争いはしません。

自分より大きく動物食の相手ならなおさらです。

カラスは諦め、ミサゴは食事を楽しめたようです。

一番近くに来てくれたのがこれですが、ここは毎年今頃に河川敷の草刈りをして人が入れるところが広がるのですが、今年は堤防の工事をするらしく草刈りもやらないようです。

なので、クルマや人が入れる場所が限定されてしまって1カ所にカメラマンが集まってしまうので、なかなか近くで狩りをしてくれません。

それどころか近くを飛んでもくれません。

これも170メートル向こうでの狩りでした。

60センチ程の体高が隠れるぐらい水に入っての狩りです。

プハッと顔を出して、魚を掴んでいればこの時点で水中で掴みなおしたりしています。

あぁ・・・何も掴んでいませんね。失敗だったみたいですね笑

なんかこちらを睨んでいるようで、「オッサン今笑ったか?コラ!!」と言われているような気がしました。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

午前中に5~6回は来てくれましたがいずれも狩りをしたのは100メートル以上向こうです。

せめて70メートル以内で撮影したいですね。

ミサゴは獲物が大きいと両足で掴んで運びますが、小さいと片足でヒョイと運びます。

この個体は飛びながら獲物のサイズを確認して「あれ?小さいじゃん」と少しガッカリしているように見えます笑

先程2羽いると書きましたが、同時に現れてくれました。

ランデブーしているのを見ていて思ったのですが、この2羽親子じゃないかな?

明らかに赤丸の個体オスの成鳥で間違いないと思うのですが、オレンジ丸の個体は羽根も小さいし、白い羽根の面積が多いので若いのでは?と。


う~ん残念ですが、とりあえず今年のここでのミサゴ撮影は終わりですね。

狩りの場面を近くで見る撮るが出来ませんから。



帰る間際に数十羽のダイサギ達がこちらに飛んできました。

相変わらず飛んでいる場面の動画撮るの下手ですが笑

これだけの数がまとまって飛ぶとあちこちでぶつかってますね笑

いやぁ圧巻でした。


zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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