ミサゴが狩りをする河川敷 2(ミサゴ狩り編)

昨日も行ってきました。

朝は川面に登りたての太陽が写り込んで綺麗です。

イソシギです。

ミサゴは7時過ぎから現れて、1時間に一度程度の狩りを昼頃までするというパターンが多いです。

ですが昨日は7時台には現れず9時過ぎに通過だけしていき昼前に狩りに来たという感じでした。

もしかすると風が関係しているかもしれません。

木の実や植物を食べる鳥に比べ、動物食の鳥達はいつ餌を摂れるか不明瞭で、なるべく体力は温存したいでしょうから、風を利用して低燃費で飛びたいはずです。

昨日は地上ではほとんど風が吹いていませんでしたし、雲を見てもあまり動いていなかったので、雲より低い鳥が飛ぶあたりも、それほど風は吹いていなかったのではないでしょうか。

ですが、私がいる川の左岸は広大なオギ原が広がっているので、小鳥は沢山いますから暇ではありません笑

サギ類はじめ、カワラヒワ、ヒバリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、イソシギ、アオアシシギ、シロチドリなどが結構近くに来てくれます。

人が私しかいないからでしょうね。(日に1人程度の釣り人と)

こちらは基本釣り人しか入らず、鳥達の警戒心がやや強いので、こんなスタイルです。

カメラに被せてあるのは、カメラを隠すためではなく、この陰に私が隠れるためのものです。

人里近くや都市部で生活する鳥達からしたら、カメラも木も「動かない何か」であって人工物か自然の物かなど関係ありませんからカメラを隠すことは無意味だと思っています。

カメラの陰にしゃがんだり、カメラの前の低木に潜んでいます笑



今季初のコハクチョウが飛んでいました。

ここからほど近い越冬地に到着していたのですね。



何日か通って今季ここに狩りに来るのは3羽のミサゴだと分かりました。

毎日ほぼ定期的にくるのが恐らくオスのミサゴ。

ミサゴの個体を識別するのに一番分かり易いのが首元の茶色の模様で、1羽1羽みんな違います。

そしてここの色が薄いというか不明瞭なのがオスで、ハッキリしているのがメスです。

この個体は薄めなのでオスだと思います。

こちらがメス。

この個体はあまり来ません。

不定期に現れ、主に川や魚の様子を伺っているだけなので、他所に彼女の狩場があるのかもしれません。

3羽目がこちらで、上のメスと一緒に現れることがあり、比べると小さいし、首の模様も不明瞭なので、雌雄は分かりませんが、若鳥だと思われます。

もしかしたら今年生まれで、彼女の子かもしれません。

ですが自分で狩りもしていますし、

1羽で現れることもあります。



ミサゴの狩りはホントにカッコいいんです。

こうして川の魚の動きを観察して・・・

少し上に写っているのはショウドウツバメです。

昨日は殆どが渡りを再開したらしく数羽しかいませんでした。

魚めがけ急降下開始!

川に近付いたら一度羽根を広げて減速。

爪を出し魚を掴む準備。

着水時は水の抵抗を減らすためまた羽根をすぼめます。

完全に全身が川の中です。

さぁどうだ狩りの成果は・・・・・

・・・・・あっ、失敗でしたね笑

でもいいんです。カッコいいんです失敗しても。

大丈夫です成功して悠々と引き上げる写真もありますから笑

これは落ち鮎のようです。

旨そうですね。

塩焼きにして獺祭で一杯やりたいですね。

それ売ってくれませんか?笑

こちらはかなり大物で、たまたま近くにいた釣師の方に聞いたらウグイじゃないか?と。

名前は聞いたことありましたが、こんなにデカいイメージが無かったのですが、その方曰くデカいと50センチぐらいのもいるよとのこと。

因みに成功写真は今週の別日の物、失敗写真は昨日のものです。

この狩りに失敗した後、別のミサゴが現れ小競り合いになり、

その後更にトビと小競り合いになり、

1度も狩りに成功せずに飛び去ってしまいました。

こんな時は大抵すぐにまた現れるので待っていましたが、下流の遠くで狩りをして更に遠くに飛んでいきました。

持っている魚もあまり大きそうではありませんね。

こんな日もあります。



まだ山に冬鳥が来ていないようななので来週もミサゴを見に行きたいと思っています。

zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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