ここの河川敷は、行政がクルマの立ち入りを制限しているオギ原のお陰で、鳥の種類が豊富です。
今はまだ冬鳥が揃ってないのですが、これからもっと増えるでしょう。
その代わりに先日まで沢山いたショウドウツバメはいなくなっていました。
これから東南アジア、遠いとオーストラリアまで渡るので出発したようです。
小型のハヤブサの仲間チョウゲンボウ。
チョウゲンボウは主に昆虫や爬虫類、ノネズミを食べるので狩場は近くの水田や畑で、ここでは通過するのを見掛けるぐらいです。
ハヤブサは数羽いて川の中州で獲物を食べたり、休んでいるのを見掛けることもあります。
アオアシシギ(ユーラシア大陸で繁殖し、東南アジア、オーストラリアで越冬)が前回より近くに来てくれました。
日本で体力付けて更に南へ向かいます。
ランウェイを歩くモデルさんの様なポーズ笑
低木の陰に潜んでいるとイソシギ(留鳥)も近くに来てくれます。
なんとシロチドリ(私の住む地域だと冬鳥かな?地域によって越冬地だったり繁殖地だったりです。)がいました。
たまに行く沼には毎年越冬に来ているので、今年も既に見ていますが、ここで見るのは初めてです。
というか、対岸には数年通っていましたが見たことありませんでした。
セグロカモメ(冬鳥)。
留鳥のカモメより少し大きくて、毎年1、2羽冬中見ます。
この川の河口付近や海岸沿いで越冬している群れの内の何羽かが、上流まで来ていると思われます。
ここにはカワウと、ダイサギ、コサギ、アオサギが沢山いて、カワウもサギ類も主な餌は同じく魚です。
サギ類は、
水面近くに来た魚を・・・
こんな具合に捕りますが、
カワウは潜って泳いでいる魚を獲ります。
最初の写真でもこの写真でもカワウとサギ類が一緒に写っていますが、実はカワウの動きに付いてサギ類が動いています。
川幅300メートル近くあるので魚の動きは一定じゃないでしょうし、泳いでいて仲間が食われれば泳ぐルートを変えるでしょう。
潜って魚を探すカワウの方が魚が泳ぐルートの変化への対応が早いのでしょうね。
先程イソシギがいた辺りにチョウのアカボシゴマダラが。特定外来生物に指定されています。
石の上にとまっていたので給水シーンが撮れるかと思っていたら・・・・・
!?えっ?
セグロセキレイが襲い掛かりました。
一度は逃れたようですが・・・・・
一撃目に致命傷を受けていたのかすぐに捕まってしましました。
羽根は食べずに胴体部分だけを食べるようです。
私は基本的に、人が係わっていない自然のすることには口も手も出さない主義なので、たとえ目の前で鳥の雛が他の動物に襲われていても助けません。
ただ観察するだけです。
番外編(ミサゴ)
運転していて、翼開長1メートル以上ある鳥が魚抱えていきなり現れたら、ビックリするでしょうね笑
もう少しミサゴの河原に行こうと思います。
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