小さい体で長距離渡り前のノゴマ

日本では夏に北海道で繁殖して、冬になると東南アジアで越冬するノゴマです。

関東以南では渡りの途中に立ち寄るだけなので、タイミングを逃すと来年まで待たなくてはいけなくなる。

去年は休みが合わず撮れなかったので今年は撮りたかった。


なかなか警戒心が強く、日辺りのいい所を好まないようで、ツツジの植込みからあまり出てこない。

時折ツツジの前にあるシモツケの木に、昆虫やイモムシを食べにやってくるのでその時がチャンス。


シモツケにやってきた。

喉下の大きな斑紋はオスの目印。メスは無いか、あっても小さい。

この日はオス1羽しか確認できなかった。


ライファーなので、夢中でシャッターを切った。

堰の土手の上から撮る。距離は15メートルほど。


撮影条件は厳しかったが、60~90分ごとに姿を現してくれるので、1500枚撮ったw


ノゴマを検索するとよくこんな画像がヒットする。

場所が変わっても似たような環境の所にいるということか。

地味な体色に、顔のシロと喉のオレンジが映えてとても美しい。

毎年沢山の人を夢中にするのもうなずける。

たくさん食べて体力付けて、道中お気をつけて。


この日のライファーはもう1種。

カンムリカイツブリ。越冬の為に飛来する。

こちらは100メートル以上離れた所に群れでいて、1羽だけ近づいてくれた。

それでも、80メートルぐらいはあるので証拠写真程度。


今季お初のホオジロ夫妻。白が目立つのがオス。

留鳥のはずなんだけど、夏の間は山中で繁殖するようで都市部では見かけない。

秋口になると都市部でも見掛けるようになり、「冬の始まり」を感じる。

これから本格的に冬季シーズンが始まる。ワクワクが止まらない!!

zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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